近頃思うこと


★極悪非道な建築士として生きる!

 わぁ〜〜〜、昨夜ここまで言われてしまった。
 
         情容赦なく、極悪非道だなんて。

  業界人間の風上にもおけない・・・とも。。
  今まで仲間だと思っていた建築関係者に指をつめさされそうになりましたよ。
  そんな建築士なんだって〜〜 中村は。

     でも、帰る電車の中でよく考えたら、ちょっと気にいってきました。
     この『極悪非道な建築士』


  実は、わたしはこの業界の嫌われ者なんです。

  建築&建築設計業界の裏の裏までわかっているんです。
  わかっているからこそ、業界にもアホくさい義理にも染まりたくないんです。
  
  ANEHA君のように家族のために・・真面目で良い人を演じて生きていく・・・
      身内も犠牲にしたくないからこそ、本音と真実に生きたいんです。
  わが子もお父さんの背中を見ていますからね。
  
お客さんのためにしゃべりたいんですよ。

            でも、それが非常に難しいこともよくわかっているんです。

  たとえばメ−カ−さんの言い分もこの業界ではすごくわかるよ。
  100万円のユニットバスが実は40万円なんてことも
  WEB上では書けません。追放されそうです。
  珪藻土には発がん性物質があって実は危ないぞ!
  なんて書いたら、自然素材&エコを売り物にする建築家にどんなに苦しめられるか。
  ゴルゴみたいなスナイパ−に狙われます。
  危ない世界をわたり歩くには、、こっちも極悪非道にならないと生きてはいけません。

  もうこうなったら・・・この『極悪非道な建築士』を正面きって言い続けるぞ!!

  悪いことは悪い!
  危ないことは危ない!
  道に反しているなら、それは反していますよ!


                     と、言える極悪非道さ・・・私は貫きますよ。

                                [2008年 3月 12日 記]

 


★『ねぎらい』=妻が夫に、夫が妻に望むこと!


  こう見えても昔から日経オタクです。 
  でも、株も利殖も関心はありませんが 
  とにかく全国ベ−スで視点がいつも新鮮です。 

  先日の≪NIKKEIプラス1≫のTOP特集記事は『夫・妻に望む振る舞い』。 
  なるほど興味深く、実はコレ仕事にも役に立つ情報です。 
      (本音ではどう思って日々生活しているのか??=大いに参考) 


  ●妻が夫に望むこと 
   1.自分がしたことに感謝の言葉をかけてくれる 
   2.決断力を持ち、家庭を引っ張ってくれる 
   3.話をよく聞いてくれる 
   4.結婚式、誕生日など記念日を忘れない 
   5.いつも機嫌よく笑ってくれる 
   ・・ 
   ・・ 
                だそうですよ、夫の皆さん! 
   ちなみに 
   バリバリ働いて稼ぎを増やしてくれる は10位でした。 

  ●夫が妻に望むこと 
   1.いつも機嫌よく笑ってくれる 
   2.自分がしたことに感謝の言葉をかけてくれる 
   3.家計を上手に切り盛りしてくれる 
   4.家をきれいに掃除してくれる 
   5.悩みでもなんでも話してくれる 
   ・・ 
   ・・ 
  
                       だって。 

  いつも多くの≪妻≫さんはご機嫌ナナメで笑っていないのか?? 
  コレ望むってことは、ちょっと出来ていないから期待しているよと 
  受け取っても良いのか? 

  記事のまとめとしては 
           感謝と笑顔で夫婦円満に。 
           明るい表情できちんと会話を。 

  ん、まぁ〜〜その辺が簡単な様で難しい様な犬も食わない夫婦生活です。 
  でも、きっちり子供は見ていますからね。 
  無表情・無愛想・無関心、、、そんな家庭で育つとどうなるか? 
  最近のニュ−スを見ていればよくわかります。 

  やっぱり最後は『ねぎらい』という言葉がチラチラしますね。 
  私自身でも設計打合せをしていたら、よく見かける場面ですぐにわかりますね。
  夫婦関係も家族の仲の良さも、雰囲気もすぐにわかるものです。
  お互いにねぎらいの無い夫婦、ねぎらいの気持ちの感じられない親子関係・・。  

  これは家庭のことだけでなく、仕事場やビジネス関係でも 
  いつでも同じだと思って、私自身も心がけています。 

     スタッフがボスに望むこと、ボスがスタッフに望むこと、 
     クライアントに望むこと、仕事仲間に望むこと、、、、 

  その記事の横に出ていたのが上の写真。 
  読者3130人に聞いた≪伴侶を自慢できること≫ 

日経新聞の記事より



          やさしさ一番、趣味への理解も、、、なるほどなぁ〜〜。

                                        [2006年 7月 8日 記]



★ 以外に多い!自宅の敷地どこからどこまで??

   『これ、うちのものかしら?』

  皆さんは自宅の敷地どこからどこまでかはっきりわかっていますか?
  きっちりした測量図をお持ちですか??
  隣家との境界線に明示杭はありますか??

  先日は河内長野市へ新しく始まった住宅設計の打合せに。

  今回2回目の訪問でした。
  前回始めての訪問時には大雨で外部もよく見ていなかったので今回はじっくり拝見してきました。
  こちらのお宅も、やっぱり明示できていなくって実はどこからどこまでが自分の敷地かわかって
  おられない様子でした。

  このブロック塀はどちらの所有?? フェンスは??
          (ブロック塀も少しこけているので余計に不明?)
  敷地測量図もないので隣家との立会い明示が必要になってきそうです。

  法務局に行けば土地の登記簿謄本はありますが、それでわかるのは面積ぐらい。
  登記も古いものになると結構エエカゲンなものです。
  今回も30年程まえの建売を買われていたんですが当時の資料も探してもらったけれど
                                 ・・・よくわからないままでした。

  お隣とはすごく仲が良く、長年気楽なお付き合いはしていますが
  所有権問題に気がついたのは今回が始めてだったようです。

       皆さんの土地はいかがですか?
       境界線やポイントは明確ですか?
       孫子の代まで第三者に証明できる資料はありますか??


  設計打合せでは始めてのご提案ながら、すでに方向性は決定。
  こういう感じで行きましょう!!って、進みましたよ。
                                      嬉しいやら焦るやら・・・

  ご主人の要望は、屋上から近くの公園の桜を見たいそうです。

  いまや桜満開の季節、、、屋上でビ−ルを飲みながらの贅沢な花見になりそうですよね。
  今後が楽しみな住まいになります。

  帰りがけに写した桜の風景。
  
  お近くの方はすぐにわかるかも???

                                 [2006年 4月 26日 記]

★ すべり止めに止まった今のHAPPY人生に感謝!。

  今日はセンタ−試験ですね。 

  いつもなんでかコノ日には雪が降り、列車事故がおこるんですね。 
  昔から不思議に思っていましたが、今年もやっぱり・・・です。 
  関東地方もすごいことになっている様ですね。 
  受験生の皆さん、ご苦労様です。 
  それ以上に親御さんのご苦労ご心配の方が気になる年齢になってきました。 
  今朝ほどもここ大阪天満宮ではお百度参りで願をかけるお母さんの 
  姿に涙が出そうになってきます。 

  1979年に始まった共通一次試験ですが、、、、第1回の受験生なんです。 
  はるか27年前、、、、うちのスタッフTが生まれる半年も前のことかぁ〜!? 
  こう見えてもその前年に国立1期と2期校を受けて落ちて、浪人後の 
  共通一次だったので、、年齢がわかりそうですね。 
  懐かしい言葉の響きです==『共通一次試験』 

  確かあの時も雪だったような??、、大阪大学での受験も大変でした。 
  当時始まったマ−クシ−ト方式で先生も関係者も皆さん緊張体制に 
  あったのを覚えています。 
  きっとうちの親も心配だったかと思うけれども、平気な顔で受験に 
  送り出してくれました。どんな心境だったのかな?? 

  浅田次郎の『蒼穹の昴』で読んだ中国の科挙登第とエリ−ト試験の重さは 
  えらい違いでしょうが受験生にとっての緊張感は同じかな?? 

  さても少子化時代で受験生が減ったそうですが、人気校の難易度は 
  あがっているそうです。皆さん、同じような発想に流されていなければ 
  良いのですがね。高校の先生がどう教えているかも気になる処です。 

  たぶん、どこの大学へ行ってもその人生全体の幸福感は同じように思い 
  ます。かなり最近は達観的なので、『なにを』大学や学校で学ぶかの 
  方が人生のHAPPYに繋がっていくように思ってきています。 
  ちなみに私は国立大学に落ちて、すべり止めに止まった身なんですが 
  それは楽しく充実した私大生活を満喫し、いまでも付き合いがあり 
  友人でライバルである建築仲間からの教え・学びは人生に大きな影響を 
  与えていただいています。 
  国立大学の1クラス45名ほどの学年では得がたいパワ−を今でも 
  いただいています。 

  自分の両親へはもちろんのこと、いま、ここにこうしてある身を振り返る 
  と廻りの皆さん、過去に出会った皆さん方への感謝の気持ちで一杯です。

                           [2006年 1月 21日 記]


★ 毎年1/17でいつも同じ事を思い出す。

  大好きだった叔父さんを亡くして、もう11年。 
  亡くなる前に綺麗に改修してあげられなくって 
  悔やんで11年。 

  なんでもっと早く、もっと急いで動けなかったのか。 
  震災直後の混乱の中で家族を気遣い、教師として 
  学校再建に取り組み、過労と心労の中の入院でした。 
  まさかすぐに亡くなるとは思いもしなかったので 
  笑いながらクロスの品番を決めてくれた優しい叔父の顔 
  が目に浮かんで、、、。 
  きっと震災被害者にも含まれないけど、犠牲者の一人。 

  霊柩車がやっと綺麗になった玄関前でフォンを鳴らして 
  通り過ぎてから11年です。 

  あの時に集まってくれた 、泣きじゃくっていたたくさんたくさんの教え子達は 
  今、どこでどうして1・17を思い返しているのかな?? 


  あの叔父の死から、《家族の絆》と《人の繋がり》と言う私の建築の軸足ができたように思う。

   
                          [2006年 1月 17日 記]

★ こういう経験からがあるからこそ。

  独立当初に設計させていただいたM邸のご主人Mさんが
  急に亡くなられて、昨日はお葬式に参列してきました。

  なんだかガックリして今日は仕事になりませんでした。
  バタバタしながらも気もそぞろ・・・。

  引越しされてウキウキされていた奥さん。
  あの頃は茶髪でつっぱっていた長女さん。
  まだまだ幼なかった次女さん。
  障害をもたれながらも笑顔で喜びを表現してくれた長男さん。
  久しぶりながら、なんだか顔を見れませんでした。

  読売ジャイアンツとお酒(日本酒)が大好きでいつも
  打ち合わせのあとには飲みに連れていっていただいたんです。
  竣工後も行くたびに『まずは、ビ−ルを』と笑いながら
  コップを進めてくれていたMさん。

   『俺は老い先短いからな、家族の話を聞いたってや〜』って。
  家族思いで家族のために建てた家、、、そんな印象がいつまでも
  残っています。

  出会いがあれば、別れもあるのはわかっていながら
  またちょっと一人でビ−ルを飲みたい気分の日曜の夜でした。

  『人間やっぱり死にますからね、それまでは気持ちよく
  毎日機嫌よく、好きな空間で生活するのが一番と思いませんか?』
  なんてことから家族との打合せが始まる私の設計論。

  こういう時もあって、こういう感傷もあって、こういう家族を見て、
  余計に笑顔でアウトプットを続けていこうと思いますね。

 
                                                               [2005年 8月 29日 記]

★ 『楽しい』が基本


日経新聞で見つけた記事です。

さすが関西はお笑いは日常に沁み込んでおります。
ワクワク楽しむすべを子供の頃から会得するんですね。
ひいてはこれがビジネス処世術にもなるし、世界への入り口にも
なるし。

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  当世カンサイ人<遊ぶ>(2)
  お笑いは草の根から育つ──周囲にあふれる潤滑油

      http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/25104.html

   ▼話す時はいつもウケることを考えている──関西圏50%、首都圏38%

     ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に隠れた人気者がいる。
    「ターミネーター2」でアトラクションの前座に登場する「綾小路麗華」だ。
     ≪麗華役の岡部雅子(25)≫
    真っ赤なスーツに身を包み、お客と対話する。「みなさんどこから来たの?」手
    を挙げた人が「福岡」と言えば、「頼んでもないのにクソ遠いところから暇なのね」。
    毒舌のやりとりに観客は大爆笑だ。

      http://blog.goo.ne.jp/usj-reika-blog/m/200502
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USJファンの皆さんはご存知でしたか? 
実は大阪在住の私も知りませんでした!

ところで建築家のイメ−ジはいかがですか?
黒いジャケットに髭、スポ−ツカ−、、、、、
以前TVでやっていた田村正和やキムタクが演じる建築家は大阪では受けませんね。

 『ナニ、カッコつけてるのぉ〜?? 先生ぶって、ほんま!』でチョンです。

    (きっと、これは関西ノリだけかもわかりませんが)

いっしょに家を考え、つくることでも楽しめて、会話のキャッチボ−ルが出来ない
とつまらないですものね。ワクワクする提案も笑いの中で出てきて、盛り上がります。

建築家側にしてもテンシュンが上がらず、楽しくありませんね。
楽しくない仕事は長続きしませんし、あっさりビジネスライクになりがちです。

ホ−ムペ−ジで建築家を探す時も、作品例ばかりに眼をやらずに、人柄やクライアント
の生の声ペ−ジで見えてくるものを参考にされるのはどうでしょうか?

なんでもおしゃべり出来て、笑いからの長いお付き合い、、、、これが関西人の基本です。


                                                                               [2005年 2月 23日 記]

 


★ 夢を楽しくカタチにする建築家

2004年の今年、結構ヒットでした。

 関西で発行されている若者向け求人誌『J-one 07/02号』の≪あこがれの仕事:特集≫

 に『建築家』として掲載されたインタビュ−記事が掲載されました。

 これがとても中村の考えやこれまで、これからを大変うまくまとめて貰っています。

 いろいろなおしゃべりからエキスをまとめているので、そのまま掲載させていただきます。

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テ−マ:住まいづくりを通して、家族の絆と夢を楽しくカタチにする。

● モノづくりとイベント企画が好きだった

 小学生の頃は、ダンボ−ルで工作をしたり水彩画を描いたり、物作りをするのが得意でした。
 中学に入学してからは、仲間たちとディスカッションしながら学校行事を企画するのが好きでした。
 
 モノづくりとイベント企画、、、この2つが融合した仕事、ならば建築家になりたいなぁ〜と
 思い始めたのが、高校3年生の時でしたね。

 大学は建築学科に進み、卒業後は某設計事務所へ就職。アシスタントとして6年間、みっちり
 しごかれました。

 そして結婚を機に別の事務所へ移籍。そこでは設計チ−フとして住宅、診療所、テナントビル、
 大型マンションを手がけ、技術面だけではなく実務面もスキルアップできました。
 
 本当に多忙な毎日でしたが、この時期の経験が今でも役に立っていることが少なくありません。

● 建築家ならではの発想・地域づくりを広めていきたい

 建築家というと、設計図面ばかりを描いていると思われがちですが、最近はト−タルデザイナ−
 としてプロデュ−スやコンサルティング的な業務が増えています。

 場合によっては敷地選定や資金計画など設計以前のご相談にも応じることがあります。
 
 『本当に納得の家づくりをしていただきたい』『生涯息長くおつきあいさせていただきたい』、、、

 お客様に対し、この気持ちを強く持てないのであれば建築家は務まらないでしょうね。

 今後は数年前から取り組み始めた≪子供の考える夢の建築≫をライフワ−クとして、建築や
 モノづくりの楽しさを子供たちとのワ−クショップやセミナ−で広めていきたいです。

 そして、今まで養ってきた建築家的発想を通じて、異世代のコミュニケ−ション能力を高め

 ていくことと、個性をもった地域づくりを子供たちの笑い声と共に楽しく進めていくが将来の

 夢ですね。

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                                        [2004年 12月 20日 記]

 

★夢実現の作文を書く


台風・地震、悲惨なニュ−スが一杯で切なくなってきますが、最近目を見張ったのは
≪イチロ−選手≫の新記録タイトルとその後のインタビュ−でした。
NHKで記録への歩みと新記録後の独占インタビュ−には迫力がありました。
ビデオにとって3度も見返した。

イチロ−ぐらいの選手になっても緊張があり、毎日の見直しがあるそうです。
冷静な分析と夢の実現に向けての実践、その過程は子供の頃からあったのもよくわかります。

イチロ−選手が書いた小学校6年の作文、ご存知ですか?
大いに学びになりますよ。
『夢を書くこと』の大切さが、家づくりのもぜひ応用していただきたいものです。
自分ならどう書く、ここの部分を◎◎と書き直すなど参考にしてみてください。

 ≫お世話になった人に招待券を配って、応援してもらうのも夢の一つです。

この言葉を6年生12歳で書くかぁ〜って感じです。
日本的な野球道というよりも、アメリカ的な楽しむベ−スボ−ル的な発想が伺えますよね。
これはまさに≪今のイチロ−≫そのものです。

   「僕の夢」

   僕の夢は、一流のプロ野球選手になることです。
   そのためには、中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。
   活躍できるようになるためには、練習が必要です。
   僕は、3才の時から練習を始めています。
   3才から7才までは半年くらいやっていましたが、
   3年生の時から今までは、365日中、360日は激しい練習をやっています。
   だから、1週間中で友達と遊べる時間は、5〜6時間です。
   そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。
   そして、中学、高校と活躍して、高校を卒業してからプロに入団するつもりです。
   そしてその球団は、中日ドラゴンズか、西部ライオンズです。
   ドラフト入団で、契約金は1億円以上が目標です。
   僕が自身のあるのは、投手か打撃です。
   去年の夏、僕たちは全国大会に行きました。
   そしてほとんどの投手を見てきましたが、自分が大会NO.1投手と確信でき、
   打撃では、県大会4試合のうち、ホームラン3本を打ちました。
   そして、全体を通した打率は5割8分3厘でした。
   このように、自分でも納得のいく成績でした。
   そして僕たちは1年間、負け知らずで野球ができました。
   だから、この調子でこれからもがんばります。
   そして、僕が一流の選手になって試合に出られるようになったら、
   お世話になった人に招待券を配って、応援してもらうのも夢の一つです。
   とにかく一番大きな夢はプロ野球の選手になることです。

      愛知県西春日井郡 とよなり小学校
              6年2組 鈴木 一郎

 



                                        [2004年 10月 30日 記]

★感動の熱血プレ−ヤ−

  ワクワクしながら応援してしまうんですよね、こういう人を!!

子供のサッカ−チ−ムの応援や支援ばかりしていて、どうも熱血野球少年だった頃の
ようにここ数年、野球に熱中しなくなっておりました。おりました、ということは最近ちょっと
熱中時代(このフレ−ズご存知の方は同年代!?)です。

   虎キチも応援するあの方==古ちゃんです。
         今や、野球ファンの代弁者。反オ−ナ−の旗手、ジャンヌ・ダルク!!

日ごろプロ野球に関心のない人でも、今回のスト問題は興味深々!
1リ−グやらセパ交流やら、、えらいことになってきていますね。
毎日グリ−スを塗ってはバンバンとグロ−ブを叩いていた昭和の熱血野球少年には
信じられませんでした。きっとこれは近鉄の経営難問題で一過性かと思っていたんですから。
太洋ホエ−ルズや産経アトムズやクラウン・ライタ−ズなんて時代を知っているだけに。

世論は選手会を支持しているかのように、ここに来て急に選手会の意見が取り入れら
れるようになってきましたね。ナベツネ・ドンが急に引っ込んだから???
その大きな役割をになっているのが選手会の会長、かの古ちゃん=古田選手。
スト直前に合計10時間に及ぶ交渉をして、その日の夜にはヤクルトの主力選手として試合
にも出てられましたよね。これだけでもスゴイと思っていましたが試合に出てホームランを打つスゴサ。

野球選手としては超ベテランの39歳にして、この熱血ぶりは野球ファンでなくても応援します。
テレビに生出演しても凛としてはっきり物申す姿も、正直いって感動ものです。
古田選手のファンを思う気持ち+根っからの野球好き+選手サイドからのひたむきな姿勢が
世間の支持を集めていますし、その姿勢が人々の心を動かし、それが大きなうねりとなって世論
を形成していることがわかります。

こういった交渉も試合中も全力でプレーする。プロ野球の真の目的は『ゲームに勝つこと以上に
多くの人に夢や感動を与えること』 
そうしたミッションを感じて動いているな、と本当に伝わっ
てきます。プロ野球に関心がなくとも、古田選手は応援しているという人が、ここ数日一気に増え
たことは確実です。私もその一人です。

こういった軋轢やうねりがあって始めて旧態然とした世界や業界が発展に繋がっていきます。
また、そういう時にはこういった人が出てこないと世界は変わりません。
先日の台風のようにこの際、強烈に吹き荒れて、すっきりした秋空を迎えるはずです。

2世帯住宅でも歯科医院の世代交代でも軋轢やうねりはつきものです。
新旧の世界があって当たり前なんですから。それに正面から凛として立ち向かい、交渉し、解決して
いく姿勢は感動ものです。
その主人公は中村ではけっしてありませんよ〜、おわかりですか?
皆さんなんですよ、古田選手の立場は。

中村自身も
建築世界に留まらないもっと上を目指した凛とした≪熱血プレ−ヤ−≫になっていきますよ!!

決して『いきたい』という願いではなく、『いきます!』というミッション宣言をここでさせていただきます。

                                                                                                   [2004年 9月 13日 記]

 

★夢をかなえる本?

近頃、思う事と書きながら久しぶりの更新コメントになっております(^_^;)
ご無沙汰でしたので一気に3冊の本のご紹介をしながら、近頃思っている事を
ぶちまけていきたいと思います。な・の・で 今回ちょっと長文ぎみです。
お付き合いの程、よろしくお願いいたします。

1冊目
『新・住まい学』、これは止めた方が良〜い!!
   反面教師本で★0個です。

友人にこれはプロにもわかりやすくて参考になるからと紹介されて読んでみた
けど、、、、、ガックリ! ガックリというよりも家づくりを真剣に考える方は
こんな本はいかがかな??とプロとしても疑問の多い本です。
さすが日経BP社の発行ですね、亜流プロ=建築士を目指す若者向け教科書的
な本です。やっぱりハウジング・アナリストです、家族からの発想ではなく箱モノ
発想でしたね。

『新・住まい学』≪副題:快適な家を手にいれるための基礎知識≫というので
これからの住み方、暮らし方を学術的にでも書いているのかな、と思わすのが
出版社のいやらしさで、私もすっかりだまされました。

「あなたにとっていい家とは何でしょうか」、、これは巻頭の言葉としてよく
わかりますし、アプロ−チにふさわしいですけど。
 いい家→→快適な家→→冬暖かく夏涼しく→→「断熱」「気密」「防露」の三位一体の家

おいおい、これは無いやろ〜!!!結局は高気密・高断熱の家がいい家ですよ、
と省エネ学者先生もハウジング・アナリストも言っている本です。単に「これからは
外断熱だ」という本と変わらないじゃないの〜、そう思いませんか?
家づくりの基本はコレですか?こんな部分から考える家づくりには大いに疑問です。

誤解なきようにお願いしますよ、断熱は大事です。高気密・高断熱は基本中の
基本に思いますが、『いい家』の基本は、やっぱソフト面からでしょう!
「どのような暮らしがしたいですか?」という読者にしたら読みたいポイントはたった
3ペ−ジだけでした。あとは断熱の仕方、ペアガラスの解説、換気やオ−ル電化の
説明ばっかりです。 断熱オタクの方の勉強本としては最高かも??
まずもって読んでいて楽しくない本を中村はお薦めしませ〜ん!!


2冊目
『スロ−ハウジングで思い通りの家を建てる』、これはどう建てるかという本で
★2個です。帯には≪家は買うものではありません。限られた予算で、本当に満足
できる家をつくるための建築家を仲間にした家づくり術教えます。≫という言葉が
目につきます。プロトハウスという雑誌も発行している桑原さんという編集者が建築
業界を第三者的に脇から突っ込んでいて私自身が読んでいても痛快でした。
よくココまで書くなぁ〜という関心しました。

じっくりと思い通りの家を建てる方法=スロ−ハウジング、とまえがきに書いています。
スロ−フ−ド、スロ−ライフ、の流れの中での発想ですよね、私自身の考え方にも
ぴったり来る考えです。大きな流れの中で、箱モノの話から始まってマイホ−ムを
どうやって家族が望む思い通りの家を建てるか、楽しんで建てるかがわかりやすく
書いていてお薦めの一冊です。

  第1章:いつから家は高い買い物になったか
  第2章:こんな売り方であなたは家を買わされる
  第3章:これだけは知っておきたい家づくりの新常識
  第4章:家づくりにはいろんなスタイルがある
  第5章:建築家に出会うための理想的な方法
  第6章:建築家選びの実践ポイント

この6章に◎タイプ別建築家の見分け方とか◎こんな建築家は要注意、、なるほど
なぁ〜と思いつつ、こういう具合に見られているのか、と再認識した次第です。
また、・ハウスメ−カ−では50%が粗利・建築条件付の甘いワナ・値引きキャンペ−
ンなど等皆さん一度は疑問に思ったこともあっさり書かれています。


3冊目
『脳を育て、夢をかなえる』、、建築・家づくりとは全然関係ないように思うでし
ょう!?
最近特にこういった分野が気になっています中村にとってはなんでも学びになってく
るから不思議です。これは子育て、家族、教育問題も含めて★3個です。
始めは我家の子育て、教育関連で親11年生(長男11歳)として興味を持ちました。
どうやって勉強に興味を持って、前向きに取り組み、結果をだすか、親として何がで
きるか、と本を読み漁っておりました。と、思っているとこの著者で医学博士の川島
隆太先生の本が増え、目につくようになってきましたよ。
『100マス計算と音読』が大人でも脳を鍛える、というアレです。
この本は子供向けに書かれているので大人でもわかりやすい脳のしくみの本です。
特に≪前頭前野≫の働きと鍛え方を具体的に書いていて楽しいです。脳の図もリア
ルですし。

そういった本をどう家づくりに繋げるか、で最終章の「自分の夢を見つけ、かなえよう!」です。夢をかなえるためには、結局どうしたら良いのか??どう脳を働かせ、
使ったら良いのか?

  『脳を鍛えるためには、まず大切なことは、お父さんやお母さんと、いろいろな話
   をたくさんすることだと思います。』
  『次に大切なのは、おおぜいの友だちと遊ぶことです。』


これは当たり前のようですが、ここまで学術的に書かれると、またまた、なるほどな
ぁ〜 です。話をすることにより記憶、発想など脳の前頭前野を活性化するポイント
が凝縮しているんですね。遊ぶ事により相手への配慮や駆け引き、気づき、行動の
ル−ル、喜怒哀楽など日常の学びになってきます。これは子供だけではなく、大人
も同じです。

つまりは家族の夢をかなえる家づくりでも、『話す事』『遊ぶ事』で家づくり脳を鍛える
のです。モクモクと本や雑誌を読んではスクラップしても脳は鍛えられません。家族
とその話題をしゃべり、専門家とも楽しくおしゃべり、発想し、気づく日常が大切なん
です。これが夢をかなえ、実現する早道だったことを川島先生は言われているんで
すね。

もういちど言いますと、
 夢をかなえるためには『おしゃべりすること』『楽しく遊ぶこと』

きっと家づくりだけではない、人生論、成功法則、にも繋がってくることに今、気づき
ました。
 ほんとツイていますよね〜、こういったことを書いているとイメ−ジがどんどん膨らみ、発想が湧き、面白いお話につながることを中村は最近、大変喜ばしいです。
そんな中村を面白いと思っていただける方との繋がりを広げていきたいと考えてい
ます。

                             
[2004年 7月 13日 記]

 

  
    『新・住まい学』
  日経BP社 発行
  税抜価格1429円

            

  

           

  
『スロ−ハウジングで思  い通りの家を建てる』 草思社 発行
 税抜価格 1500円

 

 

 

   
 『脳を育て、
    夢をかなえる』
  くもん出版 発行
  税抜価格 1200円

 

 

 

 

★建築相談から

    『気軽な掲示板』ではちょっと長くなりそうだったのでこちらに書きました。

建築士会の無料相談コ−ナ−でやっぱり出てきましたね。
2人の相談者のお悩みを聞きました。(守秘義務があるので詳細は×ですが)

● どうやって建築家を決めたら良いのか?

  大阪市内で自分一人の家を建てる予定の女性ですが、仕事一筋でまもなく
  定年退職して自由気ままに過ごしたい、というお話。
  22坪の土地もあり、ちょっと羨ましい限りですがお一人という事を聞けば
  いろいろなご苦労もあったのかな?と、ついお話に聞きいってしまいました。
  まず何から始めて、どうやって決めていけば良いのか?今までが忙し過ぎて
  これからじっくり考えていきたい、と前向きな取り組みをお考えでしたね。

  私共からは、じっくり本や雑誌などで『家を建てること』『どんな家にしたいか』
  の自分本位のメモを書いてみてから、次に『どうやって』『誰に』ステップに
  進んだらいかがでしょうか?とご説明をしました。
  じっくり話を聞き、コミュニケ−ションがうまく出来る相談相手を選ばれたら
  いかがでしょうか?デザイン的な事はそのあとかな? と言いました。

  中にはデザインセンスを優先される方もあるでしょうが、やっぱり『人柄』で
  いっしょにワクワク楽しい家づくりが出来るかどうかが決まってきますよね。

● 分譲マンションの不具合に対する業者側に腹が立つ!

  去年、引越しをした大阪市内のマンションの不具合に対しての業者側の対応が
  不親切でどうしたら良いか、というご相談でした。
  入居時からキッチンの床フロ−リングがデコボコしていて、補修をするよう
  に言ったら数ヶ月経ってようやく先日補修をしたが直っていない。それまでも
  アレコレ言い訳やそんなん出来ません!と言い切って来た対応にも腹が立つが
  事前も事後も説明もなく、納得がいかない!ということでした。売買契約で
  売って終わりの分譲マンションにはよくあることかもわからないかな?とも思って
  しまいました。
  売りっぱなしで、うるさい人にはこういった対処法を、、なんてマニュアルが
  あるのではないかと思うようなそっけない対応が目に浮かびました。

  私共からは、今までのいきさつや経過、指示事項などをメモでも良いから文書に
  まとめて契約相手に郵送し、押印付の文書での回答を求めたらどうか、と説明
  をしました。下請業者任せで契約相手も上部も今回の対応をわかっていない
  場合が多いと思うので、きっちりした会社レベルでの対応を求めた方が良いと
  思いました。が、契約相手会社自体がそういった不親切な対応をするとなれば
  それまでの会社なのでどうしようもないかもわからない、とも。
  最後は消費者センタ−や第3者機関への申立てや相談も良いかも、建築士会の
  相談委員会もご案内しておきましたが、、そこまで大層になるかな??
 
  同じように見えても、売買契約と請負契約の違いも皆さんはご存知でしょうか?


                                      [2004年 4月 7日 記]

 

★OFF世界の住まい発想

久しぶりに最近読んだ本のご紹介から。


すでにご存知の方も多いと思いますが、かのソニ−のCEOである出井会長の
初エッセイ集です。去年、単行本発売で好評だったものの文庫本です。

世界でも有名なビジネス・パ−ソンの日常の活動や思い、嗜好、などを社員向けに気
軽に書いていて大変楽しく読みやすい本になっています。そのなかににじみ出る発想
の源泉やこだわりが人生観になっているのがよくわかります。
特に私にはワインと車と奥さんの話題に「こんな人でも、、、」と興味を持ちましたが。

P.299からの『あとがきにかえて』がこの本のまとめ的で重要なコメントになっています。

 《 しかしこれからの時代、会社の仕事とは関係なく外の世界とのコミュニケ−トする
  「裏番組」や趣味がもっとも必要だと思えてなりません。いわば「OFF」の世界です。》

これがタイトルになっています。
今やソニ−はON世界→ パ−ソナル〜OFF世界 をタ−ゲットにしている姿勢も理解で
きました。VAIOやAIBOの世界も、まさにこれ。インタ−ネットを始めとするNET世界+
「コミュニティ・オブ・インタレスト」を予測した成功がここにあります。

P.305の『文庫版によせて』に書いてあるキ−ワ−ド「クオリティ・オブ・ライフ」
次の予測はここにあり、ソニ−の提案がまもなく見えてきそうですね。
OFF世界の充実や喜びは、《良質な日常生活》にあり、ということです。
確かデジタル・ライフを基本にしたマンション提案もあったか??と思いますが。

皆さんの「コミュニティ・オブ・インタレスト」「クオリティ・オブ・ライフ」はいかがですか?

家をつくる、住まいを考える、単なる目の前のハ−ド面だけではなく、こういった
OFF生活面を楽しめる、充実する発想から考えてみたら余計に楽しい設計にな
るはずです。


今、現場が進んでいる「猫が快適な家」も「屋上がある2世帯住宅」も、もちろんこの考え
からスタ−トしていますから引越し後の生活風景が非常に楽しみです。

かの世界のソニ−が《住まい》《家族》に入ってくるのも、目の前だと実感しています。

                                    [2003年 11月 3日 記]

  

   『ONとOFF』

    出井伸之著

    新潮文庫 476円

 

★『建築の法則』シリ−ズ@

事務所開設も10年目になりました。
いろいろな実績を積ませていただいて嬉しい限りです。
いろいろなご家族との設計作業の中での法則みたいなものも
知らず知らずに身についてきましたので少しご披露を。
   (ちなみに嫌味でも皮肉でも愚痴でもありませんからね)

●出窓の法則

  設計打合せの始め段階でいろいろなイメ−ジをお聞きします。
    ≪どんな住まいをイメ−ジされていますか?≫
    ≪家族が楽しい、気持ちが良いと思われる生活像は?≫
    ≪こんな感じの住まいにしたい……ご要望は?≫
  などとお聞きするのですが、奥さんが開口一番
    『出窓が欲しいんです〜、可愛いカ−テンをつけたいんです』
  といわれる事がママあります。こちらは全体イメ−ジをお聞きしているのですが
  部分から入る奥様方も多いです。もちろん無理がないのもわかっています。
  こういう奥さんは最後まで部分にこだわりますね。反対に全体像は何度説明しても
  わかっていない様子です。雑誌の切抜き集合体が≪夢の我家≫になっています。

●ゴキブリの法則

  これは以前に良く出た話です。ゴキブリが大嫌いなのでゴキブリが出ない
  キッチンにして欲しい、というご要望が奥さんから出ました。
  ゴキブリ対策も考えてシステムキッチンを選んだり、隙間チェックも入念にしますが
  最後は日頃の使い方次第です。食べ散らかしやキッチン・ゴミ箱の処理などで当初は
  きれいなキッチンも日常生活でゴキブリを呼び込んでしまいます。壁をつたわって
  地面からでも上がってきますから恐ろしい呼び込み方ですよね。
  新築だからと安心している奥さんも多いです。ゴキブリが出ないキッチンは奥さんが
  作ってくださいネ、とつい言ってしまう真面目な中村です。

  メンテナンス・フリ−の家にしてください、という要望もありましたが、これも
  ゴキブリの法則同様のお話です。つい奥さんに言ってしまいました(^_^;)

●悩みの法則

  住まいづくりには悩みがつきものです。同じように悩み、考え、解決していった皆さん
  を10年間何度も見てきました。でも、悩み性の方はずっと悩んでおられます。
  いつまでたってもすっきりしないのは自信をもった決断が出来ないからです。また、自分も
  他人の意見も信用しきっていないから余計に判断に苦しむようですね。
  悩む方は新築の家に引越し、家族が喜んでいても『ほんとにこれで良かったのか?』と
  悩んでおられます。友人が遊びに来て『良い家じゃないのぉ〜』と誉めてくれても
  つい『◎◎が気に入らないのよ〜』『△△に文句を言ってやったのよぉ〜』と愚痴になる始末。

  イライラの法則も同じです。イライラする人はずっとイライラすることになっています。
  自分がイライラすること自体にもイライラする始末で寿命を縮めています。

●お金の法則

  これは単純です。今まで予算より下回った建設費はない!!
  どんな豪邸でもロ−コストでも、始めの資金計画をした時点から思いは膨らむものです。
  建設費が予算から100万円も浮きました〜、と言う前に実は◎◎もこの際含めてくださいよ、と
  天から声がふってきます。
  ≪△△を含めると25万円オ−バ−しますが〜??≫と言う話でも『長いロ−ン生活を考えると
  気持ちよく今やってしまいますわ〜』と明るい声が返ってきます。
  ≪オイオイ、どこからそんな資金がぁ〜あるんやぁ〜!!ギリギリですから、って言っていたのに≫
  と、、これはよくある風景です。皆さん、隠し懐をお持ちみたいですね。

いかがでしょうか?
皆さん、思い当たる法則でしょう。そうそう、と言う声が聞こえてきそうですね。
実はまだまだあるのでパ−ト2もご披露していきたいです。
でも、これって企業秘密になるノウハウかも??
                                        [2003年 8月 6日 記]

 

★少年事件と家の問題


少年事件があるたびに、よく家自体の問題もよく出てきますね。

   ◎◎専門家や△△評論家がTVに出てきて、この家の構造では……になって当然ですよ、なんて。

建売住宅でよくある玄関から2階に行ける≪いきなり階段≫もいつも問題視されます。
親の顔を見ないで子供部屋に行く日常生活、親の目が行き届かない、
子供がなにをしているのかわからない子供部屋のあり方、
以前読んだ『「少年A」この子を生んで…』にもそのような事が少し書かれていました。
実際の設計でも家族の動きを考えると階段の位置は住まいのキ−ポイントであると言えますが。

が、が、家のせいにはしてほしくな〜い!!

家族のあり方や親との接触の方が大きい問題であって、『家』『プラン』という問題に
責任転嫁するのは止めて欲しいです。
上で書いたように≪いきなり階段≫プランの建売住宅に住んでいると子供にはよくない、
不良になりやすい、危ない発想になりやすい…というのはおかしいでしょう。

階段、廊下、子供部屋のレイアウトだけではなく、家族がどう住み、顔を合わせ、話をする
のか?を親として、しっかり考えて欲しいです。
ソフト面があってハ−ドに落とす考え、その点を親の責任としてしっかり考えて欲しいです。

つまりは、住まいや家族の動きをどう考えているか、ではないでしょうか?
階段ひとつ、家族の顔を浮かべ、将来の姿もイメ−ジし、シュミレ−ションした上で
設定する家であって欲しいです。自分自身の高齢者対応という先々の問題もそこには
関わってくるはずですよね。子供部屋は個室として与えるのか?も本や教育者が言う事
を鵜呑みにするのではなく、じっくり家族で話し合う取り組みが少年事件をなくす根源
に思えます。

                                    [2003年 7月 10日 記]

 

★20歳代の『家族力(かぞくりょく)』


最近、20歳代の方(子供さんもこれから)からのメ−ル問合せやご相談が増えてきました。
結婚前のカップルが結婚したら住みたい家を今から考えていきたいのですが、というお話も
現実化してきました。これこそ≪夢の我が家を!≫って感じでイメ−ジが広がってきますね。

 『シンプルで白い感じのインテリアにしたい』
 『床は無垢材にしたいが床暖房は入れたい』
 『小さくても良いから吹抜け空間が欲しい』
 『予算は2000万円がギリギリ』
 『家庭内LAN、光ファイバ−、ホ−ムシアタ−、をリビングで楽しみたい』
 『小さなペットを家の中で飼いたい』
 『防犯面はしっかりとお金をかけたい』
 『収納・整理がヘタなので適当で気にしないんですが』
 『ガ−デニングも考えたいが、将来でも良い』


などなど。いかがですか、皆さんの思いは?
いろいろな方のご要望をお聞きしていたらプロとして見えてくるものもあります。
二世帯住宅をお考えの方のご要望と同じ所と違う所も見てきますね。

違う所は、やはりお若いお二人なので≪住まいを楽しむ≫発想がはっきりしていますね。
30歳代の子供さんが幼稚園〜小学校ぐらいのご家族はアウトドア派で≪家族時間を楽しむ≫発想
40歳代でそろそろ二世帯住宅も考えていきたいご家族は≪親子の生活を楽しむ≫発想
が多いようですね。(もちろん、ご家族により違いますけどネ)

それでも総じて、家・住まいについての勉強もしっかりされていますし、こだわり部分も
はっきりされています。こだわらない部分も私共で作っている『住まいの問診表』ですぐに
わかってきます。
また、ご提案をしています『スケルトン・インフィル』の住宅にも興味を持っていただけます。
たぶん将来対応がフレキシブル(変化可能)に出来る部分が、家族の成長過程に対応しやすい
からだと考えられますね。

国民総二世帯住宅で親の面倒もみよう!という風潮かと思いきや、若い世代は親の近くで
しっかり我が城を持つ、それも自分たちの資金計画に無理しない範囲で、ということも見えて
きて羨ましいやら頼もしいやら……。
思いのほか『家族力(かぞくりょく)』はしっかりしています!(という方が失礼!?)

   ※国民総二世帯住宅では今の家が半分になる勘定→3,4階建てが増える=土地が余る=新築が減る??

この≪夢の我が家を!≫意識が住まいづくりには大切です。重要ポイントです。
目標設定がないと、どこかの割切りや判断ですごく迷い悩んでしまうことになってしまいますよね。
目標設定が不安な方は、足元からの見直しで以外に簡単に悩みが解消するのですが、そのためにも
気軽に相談していただき、お話しながら頭を整理することが中村利用の第一歩かと自負しています。

 まだ家を建てるな!! 

と提唱している裏には、20歳代でも≪夢の我が家を!≫意識のモチベ−ションUPがあるからです。
この家族のまとまったモチベ−ションが年代を超えた家づくりのとっかかりです。
反対に言えば、≪夢の我が家を!≫意識が熟したら、結婚前でもGO!!GO!! 熱烈歓迎です。
20歳代〜 30歳代〜 40歳代〜 50歳代〜 それぞれの『家族力』に合う家を実績のある
中村といっしょになって考え、創っていきましょう!!

             ■■家を本気で考えている方でオリジナル資料が欲しい方は■■ 今すぐ → コチラまで

                                      [2003年 6月 24日 記] 

 

★プロジェクト・メンバ−募集 (新年初心表明) 


2003年平成15年が始まりましたね。明るい爽やかな新年、新鮮な気持ち良さです。

『世間は不景気で…』って声を年末年始によく挨拶代わりに聞きましたが
中村は全然そんな意識はありませんよん。高級ブランドに長蛇の列、高級外車が
売れる反面、ダイエ−の安売りやユニクロの品並べにも飽きが来ているとか…。

今年もツイてる、プラス発想のオンパレ−ド=ひたすら前向き建設的なHAPPYプラン
を考えています。楽しい&ワクワクする&幸せな気分&明るいイメ−ジ、、どんどん
日頃の考え方からの提案を今年もぶちまけていきたいと思っております。

もちろん、皆さんが一番気にする≪コスト≫意識にもシビア−な姿勢を貫いていきますよ。
と言っても、誤解しないでね。単なるロ−コストと言う安物志向ではなく【費用対効果】
【お金をかける値打ち】を十分検討した上で、

 『こっちはこうですが、あっちはこうです。◎◎さんはどっちにしますか?』
 『中村はこう思うんですが、いかがでしょうか?』


というお話をしていきます。つまりは判断するのは建築主であるア・ナ・タですよ!と
責任を意識していただくシビア−な姿勢です。(ちょっと厳しい???)
ギリギリの予算はよく理解した上で、、

 『これ5万円追加して、△△しますか?将来のことを考えたら安いかもわかりませんが』
 『いかがでしょうか?どう判断しますか?不要なら不要でも全然構いませんよ?はっきり言ってくださいね』


家づくりでもいっしょに考え、創る姿勢と言うのはこういった事の連続です。

 『設計を中村さん依頼する ってことは、全部中村さんが決めるんじゃないんです?』

おいおい、ちょっと待ってよ〜!! →→ すでに賢いアナタ、勉強しているアナタ、本気のアナタ
なら、なんでこんな返事をするかわかって貰えますよね(^_^;)
 

掲示板にも『いつもバタバタして忙しい!走り回っている〜!』って、つい書いてしまっています。
『実際にバタバタしているけど、根が貧乏性だからかな〜?』とも書いていたら、年末に先輩から

 『それは仕事が面白いからじゃないの?』と、冷静にビ−ルをグイグイ飲みながら言われました。
 『おお〜、そうそう。それそれ。』『ほんとにそう!』っと、笑顔で答えていました。


楽しい事をすると時間が早くすぎる、嫌な事をすると時間が長く感じる、、なるほど。
走り回っているけどシンドイ、ツライ、ジャマクサイ、ヤスミタイ とは思わないし、書いたことも
なかったよね。  ん〜さすが先輩、年長者の言う事には重みがあるなぁ〜 と、こちらもグイグイ状態でした。

 『浦島太郎の玉手箱、あの煙で一気におじいさんになる話、、わかる?』と先輩。
 『煙は最先端科学の進歩を言っているんじゃないことぐらいはわかるけど』と怪訝な顔の私。
 『竜宮城の暮らしが楽しすぎて時間が経つのを忘れてしまう、ってこと。おじいさんになるまで
  楽しい時間があっと言う間にすぎた、のを本来の時間に戻す“活(カツ)”なのよね』


そうかそうか自分の好きな事を楽しい気持ちでやっていると、すぐに時間が経ってしまうってこと。
おいおい、するとこのまま中村は笑顔でおじいさんになってしまいそう〜! (ちょっと恐いね)

と言うことは、私といっしょに設計を、現場を、建設を、夢の実現を楽しんだ皆さんはアッと言う間
だったんだぁ〜。。ほんとは設計に1年もかかっていながら、完成してみるとアッと言う間の楽しい
時間を共有したことになるんですね。
いつも完成後にお渡ししている現場写真を集めた【画像CD-ROM】、これが実は玉手箱だったのかな?
私自身もじっくり見直してみると、『おお、あの時にはいっしょにショ−ル−ムに行ったよな〜』
『あの時の現場は急に雪が降ってきて寒かったなぁ〜』とかとか楽しい思い出で一杯詰まった一枚に
なっています。現場途中のワクワク感や期待感、画像では見られないその時の思いも一杯詰まっています。

中村がこういった、いっしょに楽しんで創る姿勢、時間を忘れて走り回る動き、を今年も貫いていきます。

設立から10年目の今年、いままで中村自身をワクワクさせていただきましたクライアントの皆さん
に非常に感謝しております。今、こういった環境で仕事ができるのはひとえに皆さんのおかげです。
ありがとうございます。心をこめて御礼申し上げます。
今後も、もっともっとこの≪HAPPYプロジェクト≫を共有してきたい方との出会いを明るく新鮮な
気持ちで楽しみにしております。


 ※クライアントだけではないですよん、応援やご支援をいただける方、少しでも関わりを持ちたい方
  中村をワクワクさせていただける方も、このプロジェクトXのメンバ−です(^^ゞ

                                         [2003年 1月 16日 記] 

 

★賢い≪親バカ≫で家族はHAPPY!

可愛い七五三@ 可愛い七五三A

  「飴、買ってよ〜」
  「着物が汚れるからダメダメ!!」
  「記念撮影はお参り前にどうぞぉ〜!」

七五三の時期で平日でもここ大阪天満宮は賑わっています。

我が家でも長男、次男も5歳の時には、この時ばかりはと写真館に出かけました。
結構な費用がかかりましたが、子供の記念のためと精一杯≪親バカ≫になって老両親にも
喜んでいただきました。どこの親も同じで、普段は『仕事!仕事!』
と忙しく子供受けが悪いお父さん程、こういう時に熱心になるものですね(^_^;)
あの泣いてオネショばかりしていた子がよくもここまで成長したものだと、もう涙モノ状態です。
普段、押し付けぎみの妻(お母さん)にも感謝しつつ、横を見ると全然平気な様子で
着物が汚れるから…!!!と怒り顔。さすが母は強いなぁ〜なんて感心するのは父親ばかりかな?
皆さんのお宅はいかがですか?どこも同じよ、って声が聞こえてきそうですね。

可愛い子供のことを考えて、、という回答が『住まいづくりのキッカケ』では最多だそうです。
小学校、中学校などに上がる前のタイミングを見計らって、お父さんとお母さが夜な夜な
『うちもそろそろ考えないと…』と顔を見合わせている風景が見えてきそうです。
私共にご依頼をいただく皆さんも同じような家族年齢のタイミングです。
お父さんの年齢で言うと30代後半から40代前半です=きっちり私と同じ年齢層です。

  家では「自由奔放に走り回らせている」◎
      「やたら友達を呼んで来て遊ぶ」○

私共が作っている問診表でも『家族について…』『子供さんについて…』という項目が
あり、普段の生活基準や育て方、考え方をじっくりお聞きするようにしています。

依頼主の言う事や要望をそのままの図面を描くのはプロの仕事ではないですよね。
しっかりじっくり家族の有り方や生活風景をお聞きして、プロの判断と提案も合わせて
進めるようにしています。5年後、10年後、15年後、20年後の年齢も問診表に書いて
いただくことにより、近い将来の家族の姿をイメ−ジしていただくのも必須項目にしています。

さて、子供部屋のことも設計上で、よくディスカッションする項目です。
最近は、将来間仕切りできるようにしておいて今はワンル−ムで広く広く…ということに
なるケ−スが多いですね。以前のように子供部屋なら4.5帖は絶対欲しい!という声も減ってきました。
合計8帖のワンル−ム子供部屋を割って、半分の広さ4帖だとしても長方形の部屋の方が有効に
使える(ビジネスホテルのように)ますよ〜 っていうことにも耳を傾けていただいています。

そのうち子供達も育って、夫婦二人になる可能性も高いので長期計画も必要です。
また、子供さんの日常動線を考えるお母さんも増えましたね。
必ず居間や家族部屋を通らないと子供部屋に行けないように動線を考える要望がほとんどです。
玄関〜居間〜(階段)〜子供部屋、、それも台所からも見えるような計画です。

 ・建売みたいな玄関〜即階段はダメ!   
 ・子供部屋扉には絶対ガラス入り+鍵なし! etc

我が家の長男は4年生ですが、自分の机では宿題をまったくしないようです。
(机の上が本やオモチャでいつもゴチャゴチャしすぎだから???)
家族の中心になっている食卓でいつもチョイチョイ(?)と宿題をやっていると妻は笑っています。
小学校の間は、どこのお宅もそんなものかもわからない、と勝手に思う父も父ですがね(~_~メ)
子供部屋があっても、お母さんが居る所がやっぱり暖かい感じで集まってくるんでしょうね。
かなり手前勝手ですが自分の経験や生活からの視点でお話をさせていただくケ−スが増えてきました。

綺麗ごとや思い込みから考えるのではなく、最後は『ぶっちゃけた生活風景』からの発想が
暖かい家族のための『住まいづくり』になると信じていますので、一杯おしゃべりします。

雑誌の載っているようなカッコ良いデザインもまずは、この『ぶっちゃけ話』から家族を考えてみ
ませんか??子供部屋の広さ優先から、その有り様の考え重視のディスカッションしてみませんか?

 ※ あなたの家族のための家族による『住まいづくり』にちょっと賢い≪親バカ≫になって、
   私共といっしょに取り組んでみませんか? …それも楽しく…

                                        [2002年 11月 13日 記]

★『ツキ』を呼ぶ男

『ついてる!!』
『ついてる!!』

最近、驚くほどツキまくっていますよ。
運のめぐりあわせかと思いきや、ツキがツキを呼ぶらしいですね。

先日書いたように9月にはいって始めて出会う人が驚くほど増えました。
≪全国人気建築家≫に選ばれたのも運かツキかもわからないが
そのおかげか雑誌やTVからの問い合わせも増えて、自分でいうのも
ヘンですが『なんだか売れっ子』気分です。

設計料の話もしない間に『ぜひお願いします!契約はいつしましょう?』って
言われて へぇ〜と驚きつつ、信頼されているんだぁ〜と喜び、、、
セミナ−で相変わらずしゃべりすぎて怒られるかと思ったら
『よくわかる内容で中村さんらしいです』と誉められたり、、、

こういうのは運やツキと言うのではないかもわからないけど自分にしたら
『よかった、よかった、今日もツイてる天気もバンバン!!!』って喜んで
おりますよ。
これはものすごくプラス思考+楽天的+適当なる自分勝手+…。。。

『ツキの大原則』(現代書林:発行)と言う本をついつい嬉しがって買ってしまいました。
が、これがまた面白い!!こんな本見つけてツイてるなぁ〜!!って。

  ※ツキのない人といるとツキのない考え方になる※ ==名言!名言!
  ※ツキがあり、もうこれ以上のツキはいらないと思える人ほどツキを大切にする※
  ※熱意と感動は、ツイている人間を引き寄せる磁石である※


朝起きたら『今日も元気で明るい朝だぁ〜なんだか嬉しいなぁ〜』と思える人といっしょに
いたいと思うのは私だけではないはずですが、暗い自分世界にはまっている人も多いよう
ですね。たぶん私の廻りには元気一杯、明るい楽天人が集まってきてもらっているのかも
わかりません。嬉しい!!嬉しい!!

いっしょにツキまくりたいアナタも『ツイてる売れっ子』中村に声をかけてみませんか?
ジワジワではなく、パァ〜〜と明るい世界でツキまくりましょう!!

                                    [2002年 10月 2日 記]

★ リフォ−ムTV番組の裏側

  『先週のあの工事でたくさんあった家具どこいったんでしょうね?』
  『あの値段なら安いですよね、あんな感じでスッキリしたいワ〜』
  『中村さんは、どう思いますか?ほんとにあんなにうまくいくものですか?』
  『アレだけの工事でデザイン(設計)料って、いくらなんですか?』


最近は【リフォ−ム】関連のテレビ番組が増えてきて、よく話題に出るようになりました。
以前なら【渡辺◎◎の建物探訪】見たけど!だったのが、今やリフォ−ム番組の話題です。
奥様方の関心も新築建替えよりも=プチ・新装=のリフォ−ム工事で夢の実現に
関心が増えているのが、話題の頻度や裏話でよくわかります。
  
  ≪あの家具、ほんとどこにいったんでしょうね?嘘っぽいところも大いにありますね≫
  ≪いやぁ〜あの金額はテレビ用で施工会社は泣いているかもわかりませんよ≫
  ≪建築家はあんな壁をバリバリ壊さないはずなんですが≫


私たちが見ても疑問符も大いにありますが、そこはそれ視聴率勝負のテレビ番組です。
フィクションもありノンフィクションもあり、演出シナリオもしっかり書かれているようです。
私が感想を言っても
   
   『そうでしょうね、でも見ていて面白いです。』
   『でも、あんなリフォ−ムに憧れるわ』


と言ったご返事が聞かれます。
真剣で本気に取り組む皆様ですからテレビ演出とわかっても、自分の夢に置き換えて見て
しまう処がうまい番組構成なんでしょうね。
夢の実現は『リフォ−ム後の風景』なんでしょうが、実は『リフォ−ム工事をする』という
現状打破の起爆剤的な思いの実現だと思えてきます。建築探訪のように綺麗なカッコ良い完成
お宅を見るのではなく、それを通じた家族の絆物語が番組の狙いに思えてきます。

家を通した家族問題や悩みは誰もがかかえています。
片付かない部屋や邪魔な間仕切り壁、使いにくいキッチン、手付かずの庭、動いてくれない主人、
どうにかしたいと思うけどなかなか出来ない、、いっそのことバリバリ壊してでもやってしま
わないと、、、。

バリバリ壊すことが、もう後戻り出来ない家族の決断と夢へのスタ−トになっています。
またリフォ−ム工事を通したこだわりの根底や思い出話が家族の結束に繋がっていて、見ていて
もその家族風景が理解しやすいです。
テレビ番組だから1時間でまとめられていますが、実際も同じような決断と結束の家族物語は
設計開始から引越しまで数ヶ月も続きます。それを思うと私などは異名を持つ≪匠≫であり、
裏方の演出シナリオ・ライタ−のようでもあります。

いろいろとお悩みのあなたも感動物語でスッキリしませんか?
中村は新築同様、リフォ−ム工事も得意で真剣に取り組んでいます。

                                       [2002年 9月 23日 記]


★ 2世帯住宅を建てるぞ!

  ≪中村も2世帯住宅を建てるぞ〜!≫


そろそろ2世帯住宅を考える年齢です、私も。
親が70歳を超えて元気、子供が小学生で私自身も40歳を超えた“2世帯住宅設計年代”かな?

このお盆休みは風邪を悪化させて実家へ帰っても寝てばかりでしたよ。
親元に戻ると気分まで一気に子供に戻るのかタオルケットを抱いた夏休みになりました。

同じ大阪府内ではある両親の住まいでもなかなか帰ることもなく、孫の顔を
見えるためのお正月、GW、お盆帰省になってしまっています。
まだまだ元気な両親ですが帰るたびに『古い写真を整理したよ』『わかっている
範囲で家系図を書いてみたよ』と自分たちの身の回りの整理を始めているのが
よくわかります。兄家族は横浜、妹家族は三重県と離れているために次男ながら
何かあったら駆けつけないといけない立場にあるだけに余計にアレコレの申し送りがあります。

私共に2世帯住宅を設計依頼される方も同年齢で同じような状況の方が多いですね。
≪まだ親が元気なうちに引き継ぎたい≫≪今から3世代の協力生活をしたい≫という
親思いの優しく責任感のあるご家族ばかりです。親に子供を預けて共働きをしたいから、
という理由から2世帯住宅を考えられる方はいないようです。

5年後、10年後=子供の成長と共に確実に老いる親への思いを土台にしっかりした
【家】と言うよりも『住まい=生活設計』を考える年代というものが確実にありますね。
少し子育てから手が離れつつあるお母さんと仕事でも一番忙しい年代のお父さんの
協力で家族みんなの夢の実現化に向かう一番元気な年代でもあります。
だからこその悩みも多く、そういったことからの相談事で、どこから考えていくか?
同居方法をどう考えるか?等から始まる設計依頼が多いです。ご両親も含めて家族みんな
でじっくり話し合い、納得するまで考える姿勢で取り組まないと絶対失敗します。家は出来て
も毎日険悪な雰囲気と寂しい新生活が待っているだけなんです。

ここまで書いておわかりいただけるように『2世帯住宅をどうしよう?』とお考えのあなたも
きっと同じ世代、同じ状況、同じ悩みなんですよネ。そんな私と共にプライベ−トな話をさらけ
出してみませんか?今までの経験やアイデア・工夫がきっとお役に立つこと間違いなし!!

ことわが家:独立心が強く、頑固なAB型両親ですので同居はきっと嫌がるので玄関を二つ
考えるなど設計はかなり手こずるでしょうね(>_<) 
この気苦労も大変さも 親孝行の一貫ですよね = いっしょに頑張ろう!宣言

                                        [2002年 8月 23日 記]

★ 断固≪エンタ−ティメント≫ 

 『みんな乗っているか〜い!!』『いっしょに盛り上がろうよ〜!!』
 『お客さんが見えないとやる気がしないのよ〜 イエェ−イ―!!』

JAZZボ−カルの≪綾戸智慧≫と歌謡ポップスの≪大西ゆかり≫のライブが楽しく好きです。
どちらも関西出身でジャンルは違えども関西弁で会場のお客さんを乗せて乗せて、盛り上げる
≪エンタ−ティメント≫という言葉に相応しい舞台人です。『面白い、楽しい、歌がうまい』
ん〜これでこそお金を払う値打ちがあるなぁ〜、プロだなぁ〜、、って。

最近は雑誌などに建築家やデザインされた住宅が多く掲載されるようになって設計事務所の
仕事が広く知られるようになってきました。嬉しいことです。
でも、いろいろな設計事務所があって、建築家の個性もバラバラなので誰を選ぶのかが重要に
なってきますね。デザイン的にカッコよい建物を創る建築家は個性がきつく、とっつきにくい
ということもよく聞きます。同業ながら噂もいろいろ聞くので私自身は恐いなぁ〜と思って
しまうことすらあります。
先日聞いた話のAさん、実は親が資産家の若手建築家でマンションなども持っているために
仕事は趣味的で気分次第だそうです。詳細納まりが決まらず、所員は忙しく、現場はハラハラ
ドキドキ、勝手なデザインで工事費がUPしても平気平気、あげくのはては海外へ建築視察旅行
に行って、周囲は唖然!?現場が止まってしまう始末。いつになったら完成するのやら、、
建築主さんもよく我慢しているのやら、喜んでいるのやら、、、。

私共は上記、≪エンタ−ティメント≫的にワクワクしながら住まいを考えないと面白くない!
楽しくない!という考えです。ある種、関西的なノリでの設計姿勢を貫いています。お金を
払ってもらいながら、いっしょに創るワ−クショップ的とも言えますね。
『面白い、楽しい、建築がうまい』そういっていただける誉め言葉が嬉しいですね。
設計者を選ぶ場合は、過去の実作だけではなく人間性や個性もじっくり吟味しないと楽しいはず
の夢の実現が、芸術家の気まぐれで『オオ−イ、わが家はどこ行ったぁ〜』状態にならないよう
にしたいものですね。

後日談:先ほどのA氏のことを同業の友人に話したところ『みんな知ってるよ〜』って。
結構、こういう話こそ業界内でクロ−ズされているんだ、、、、、   嗚呼、コワ!!

                                         [2002年 7月 27日 記]

★ 幸せは、敷居を乗り越えて


 『よく頑張った!!頑張った!!国民が一致団結した!』
 『ここまで来るとは思わなかった!次回が楽しみだぁ〜!』
 『毎試合かかさず見たけど世界のレベルはスゴイもんだな』
 『日韓共催は大成功だったよ。応援交流もアッチコッチで楽しかった』

とうとうワ−ルドカップも最後になってきましたね。韓国の頑張りはアジア全体に
も自信と目標をもたらすものでした。どのチ−ムも予選から一戦一戦苦労しながら
同点勝負に持ち込みながらでも勝ち進んで来て、国内でのサポ−タ−(応援者)も
どんどん膨れたのも目の当たりにしました。日本でもサッカ−に興味がなかった人
でも、毎試合段階ごとにTVに釘付けになる人が増えましたね。

さて、、家づくりセミナ−でも『設計事務所は敷居が高いから…』という生の声を
お聞きしました。以前からよくそういったことも耳にしていましたので今回のような
気軽に参加できる座談会形式のセミナ−を開催しだした次第です。
『でも、ここへ来るのもヒトツの敷居、ハ−ドルにも思いますが、皆さんも一歩一歩
 超えられているんじゃないですか?』なんて気軽に言ってしまっております。
『設計事務所にメ−ルを送る、会っても断る勇気が出る』などは何十年も住み続ける
家づくりの始めの一歩で全体から思えば低〜い低〜い敷居なんて思ってしまうのは
私が受ける側だからでしょうか?
既婚者の方はすでにいくつものハ−ドルを超えて現在の幸せなご家族に囲まれている
かと思います。プロポ−ズをする、親に会う、結婚式を挙げる等のもっと前の出会い
・付き合いだした時のハ−ドルはいかがなものだったでしょうか?今から思えば忘れ
てしまいそうな緊張感だったけど、乗り越えて今に至ったのも良い思い出ですよね。
その敷居、ハ−ドルを超えなかったら≪幸せな今がない≫のも事実です。
何か欲しい、何か食べたい、何かをしたい等など何かをするためには自分から行動す
るしかないのですよ。じっとしていても幸せは向こうからは歩いて来ないのです。
向こうから笑顔で近づいて来るのは、騙そうとする詐欺か悪徳業者か?に思えませんか?

安くて良い≪土地≫を探しているんです、とずっと新聞チラシを見ている方には決して
見つからないものです。情報を探り、アンテナを伸ばし、行動をし、状況を判断する方
のみに良い物件情報が手に入ります。でも、これがまた自分の思いより高いんですねダイタイ。
実際、自分の考える価格より安くて良い環境を手に入れられた方は何人いるでしょうか?
皆さん、ダイタイこの判断に困るのです。欲しい≪土地≫は高い!=このハ−ドルを
どう乗り越えるか、家族でどう取り組むか、、一歩一歩チカラを合わせて乗り越えて
いく先に幸せで納得・満足の『住まい』があります。時には必死になって銀行に
掛け合うとか両親に頼み込むなど、そこへ来て本気の真剣さ加減が発揮されます。
それも敷居、ハ−ドルと呼べば完成、引越しするまでいくらでも登場するのは容易に
想像出きますよね。

先に書いたワ−ルドカップと同じで楽な戦いはありません。一戦一戦必死になる姿勢が
廻りのサポ−タ−までを釘付けにするものです。いっしょにハ−ドルを超えて来たから
こその喜び、充実感、納得感があり、次の目標に向かわせてくれます。


ここまで読んでいただいていかがでしょうか?
敷居が高い、低いは皆さんの意識の中、思いの中で、こちらは気軽に門をあけて待って
いるんですよ。家づくりセミナ−などもその一貫だと自信を持っています。
              
                       ……と、最後は宣伝的になってきましたね(^^ゞ

                                                                              [2002年 6月 26日 記]

★ ワクワク大好き!楽しむ気持ち

サッカ−のワ−ルドカップがとうとう始まりましたね。アジアで始めて、それも
日韓共催の大会を間近かに見ることが出来る喜びで一杯です。サッカ−好きでない
方でも国民こぞってワクワク・ドキドキの1ヶ月になりますよね。
大会は4年前から始まっている!と言った特集番組も多く放映されていますし、今日
で≪○○○日前≫とかなり前から掲示されていた世紀の瞬間なのです。
トルシエ監督就任の4年前からいろいろな問題に立ち向かい、戦略を練り、メンバ−
を検討してきた道程にもサッカ−ファンである私などはワクワク・ドキドキしっぱな
し状態で今日を迎えました。但し、この一喜一憂する気持ちも楽しく、面白く、充実
した道のりだったように思います。

さて、この気持ちは『住まいづくり』も同じことです。
毎回、始めてお会いさせていただいた瞬間から始まる物語りも、何十軒も経験を積んで
来ると同じ思いを持ってしまいます。
土地探しで歩き回った暑かった夏の日のこと、模型を見て驚いた瞬間、上棟式で職人と
飲んだビ−ル、追加費用にアタフタとしたお金のこと等など、自分たちの夢の『住まい』を
手に入れ、落ち着くまでの道のりはハラハラ・ドキドキの連続です。だからこそ、出来上が
りと同様にその途中経過(道のり)もワクワクすることを一緒に楽しむ姿勢にこだわってい
きたいと考えています。この一緒に楽しむ共同作業が崩れたら建物は出来ても不満足な
気持ちを引きずり、第一ちっとも面白くないことになってしまいます。シラ−とされたり、奥
さんに任せてばかりのご家族よりも情熱を持って、家族が一丸となって『住まいづくり』を
楽しむ姿勢でないと中村の仕事の仕方とは合わないでしょうね。

今回のワ−ルドカップの試合や優勝チ−ムをメデイアで知るだけの結果主義的な見方では
決してワクワク楽しい世紀のイベントとは思えないはずです。4年以上も前からの思いが
あって始めて今日に至ったワクワク感が、最後には喜びと感動に結びつくと確信しています。
宗教も人種も住む場所もまったく違う世界の500万人だか600万人だかの人が観戦し熱狂
する気持ちもよくわかります。

23人の日本代表の熱戦も期待したいですし、それ以上に試合後の爽快感・充実感もじっくり
味わいたいと思います。
6月は設計作業も忙しいですが、こちらの方も眼が離せない一ヶ月になりそうです(^_^;)
≪出来れば予選突破!!ガンバレ=ニッポン!!≫

                                       [2002年 5月 31日 記]

★貴重なご意見ありがとうございます

最近いただきましたメ−ル回答からの抜粋集です。
ご来訪の皆さんのご参考になればと、少し書き直して掲載させていただきました。
               (実際には具体的な名称や個人的な記載があるためです)

右脳活用で何をどう考えたら良いのでしょうか?

  実はその考え方自体、左脳的なカタ〜イ発想ですねぇ。もっと身の廻りや家庭内での
  光景、日常生活からの思いから『住まいづくり』を考えてみるということです。
  ガチガチに5W1Hみたいに追求していくとドンドン深みにはまってしまいますよね。
  本を読んで勉強するのがダメと言っている訳ではありませんよ。それにこだわりすぎ
  たり、その文章から発想をするだけでは広がりを持たないものになりますよ、ってことです。
  ちなみに簡単な方法は
   @ 『住まい』『家』『我家のこだわり』などについて家族でいろんな言葉や単語を
     書き出してみる。形容詞でもOK。
   A @に関係した簡単な絵や図、チャ−トを描いてみる。→これは子供が得意!!
   B 雑誌やカタログ、本などの気になるペ−ジや写真、文章を切貼りしてみる。
   C @〜Bのゴチャゴチャした分類をおおまかに整理してみる。
   D Cの分類を言葉にして書き出してみる。
   E Dのことについて@〜Cを見ながら家族や専門家としゃべってみる。 
  どうですか?こんな調子で建築的なカタチではなく、住まい像が少し見えてくるでしょう。
  自分たちの将来像は?我が家のあり方?これだけは絶対やりたい部分はこれ、、など
  柔らか発想で次々楽しいアイデアや意見が出てくることが肝心に思います。
  Eの“しゃべる”ことが重要ですね。しゃべりながら考える、このために我々の存在が
  あるように思います。

ハウスメ−カ−がかなりお嫌いのようですね。

  いえいえ、そんなことはありませんよ。
  全然仕事をする世界が違うので、比較対象にされることに不満なんです。部品を組み立てて
  『家』という商品を売るのがハウスメ−カ−です。まさしく家というモノ=ハウスを作って
  いるんですからメ−カ−なんですね。それを嬉しく買う購入者に対しては、どうぞ!どうぞ!
  と言うぐらいなんですよ。そういう方向を向いている購入者にむりやり設計事務所は良いで
  すよぉ〜!住まいづくりをじっくり考えましょうよ!と言うつもりは全然ありませんから
  ご心配なく(^^ゞ また期待されることも根本的に違ってきますからね。
  ただ、仕事内容や建設費などを単純に比較されてア−ダ・コ−ダと言われるのが筋違いなん
  です、、ってことを説明してもおわかりいただけない方への不満はあります。自分たちは
  どうしたいか、何を期待したいか、長所・短所、などは事前にお調べいただきたいと思って
  います。きっかけを考えるにあたっては先日のセミナ−などにも足を運んでいただきたいですね。
  ◎◎ホ−ムのあのシリ−ズのような外観にして欲しいんですが、、って言われて絶句したことが
  かなり以前にありましたね、そういえば(^_^;)

読本資料をいただきましたがホ−ムペ−ジと同じことがいくつか載っていましたが…。

  そうなんですよ。あえてコピ−&ペ−ストで掲載している所があります。
  その理由のひとつは、PCモニタ−で見るのと手元にとってみる読み方の違いがあきらかな
  ためです。わざわざB5版サイズにしているのもそのためです。気軽に読み返すことが
  できますし、マ−カ−でチェックも出来るように考えました。ふたつめは家族で見て欲しかった
  からです。よく聞くのはお父さんが会社のPCで見つけたけど妻は家で見られないのでプリント
  して持って帰ったんです、夫婦で夜な夜な画面の文章を読んでたんです、など等。
  一家に一冊=子供さんもおばあちゃんも気軽にいつでも見ることが出来る発想で作りました。

住まいづくりのキ−ポイント@お金 A土地、住環境 B家族のやる気 と書かれていましたが
Bはどうすれば良いのでしょうか?主人の腰が重いので困っていまして…。


  ん〜これは家族の問題ですよね。ご主人の腰が重いのは邪魔くさいから?住まいづくりをしたく
  ないから?今までも奥さんに任せっきりだったから?、、いろいろ憶測は出来ますが、やはり
  家族の一致団結、盛り上がりがないと確実に失敗するでしょうね。意見はバラバラ、まとめ役も
  いない、ではこちらも相談に真剣にのれないのが現実です。仮に1500万円の建設費としてもスゴイ
  お金なんですよね。ベンツは3台ぐらい買えるかな、っていうぐらい大金なのに『邪魔くさい』
  で済まされるのかどうか…私にしても少し恐い気もします。結構、奥さんが必死にご主人のお尻を
  押しているご夫婦を見かけます。私共へも奥さんからじゃんじゃんメ−ルが届きますが、ご主人の
  顏が見えないと判断出来ないことが多いのも事実です。
  さ〜〜て、皆さんなら、どう思います?こういった場合はどうされますか?
  少なくとも私共の仕事は『建築主からの依頼』で成り立っていますので、難しい回答です。

                                         [2002年 4月 26日 記]

 

住まいづくりに右脳活用を

実は最近では家づくりや住まい関係の情報が多すぎてどう考えたら良いか、との相談
も多く寄せられるようになりました。上記の悩みもそういった多くの本や雑誌、インタ−
ネットなどの情報が氾濫するので、、もうどれが良いのやらわからなくなってきたぁ〜
という声も生の声としてうなづける気がしています。

たとえば、断熱材の話。外断熱・高断熱+高気密・断熱性能・断熱材の安全性等など
本も多く出版されていまして、これが皆さん結構勉強されているのが話していてよく
わかります。昨日のセミナ−でも少しお話をしましたが、断熱材は技術論でナントデ
モなりますよ〜って。建材のこと、性能のこと、仕様のこと、価格のことは技術論的
に解決可能なので私などは後段階でも考えられる項目のひとつなのですが、ユ−
ザ−側にすれば大前提で大問題の捉え方に思えてくるのも本の影響かも?
『断熱材のナニが気になりますか?』ということからお客様側が何を考え、何にこだ
わり、何を気にしているのかを聞き出すのがまずは我々の仕事なんですね。

何から考えて良いのかよくわからないから本屋へ言ってどっと買って来て勉強され
るんですね。実に熱心で良いことなのですが、やたら≪知識≫ばかりが頭にこびり
ついて肝心なことへの話題・問題点が後回しになっている皆さんが多いようです。
つまり全体→部分ではなく、部分→全体の発想のように思えてきますがいかがでし
ょうか?自分の家族はどう暮らしたいか?どんな生活スタイルをしたいのか?将来
子供たちが育っていった後はどうするのか?家族のライフスタイルについて考えて
いただきたいのが本筋のように思います。これは私達設計者が勝手に決め、提案
するものではないので建築主の守備範囲と言えます。私共では、そういった話の
ネタにしていただくために『住まいの簡単な問診表』なるものを作っていて、いろいろ
な発想を展開・抽出していただくための資料として活用させていただいています。

さて、表題の右脳の活用のこと。
上記で書きました情報氾濫の中での≪知識≫は、あくまでも左脳的な≪知識≫とし
て割り切ってしまいましょう==右脳的なソフトとしての≪発想≫でも住まいづくりを
考えてみましょう
、という提案です。柔らかく、いろいろな案を考え、書きだしてみる
のも大切な一歩です。最近ビジネスマンの間で評判の右『人生に奇跡を起こすノ−
ト術』(きこ書房)はいろいろな場面で役に立ちますよ。住まいづくりにも応用してみ
るのも良いアイデアと思っています。

【マインドマップ】と呼ばれるイメ−ジ地図で自分や家族のの発想・考えを抽出し表
面化してみるんです。やり方は簡単、真中にテ−マなる言葉を書いて連想ゲ−ム
形式でドンドン枝を伸ばしていくんです。何でも良いから思いつくまま短時間でパッパッ
と描くのが大切です。描きだしてみるとその連想言葉の広がりや重要性が見えてくる
から不思議です。たとえば、『住まい』『家』『家族』『幸せ』『暮らし』などを真中のテ−
マにしてみるのはいかがでしょうか?

ちなみに先日岸和田で行いました≪まちづくりの会≫に参加した展示会で出した
私共のパネルの写真を掲載してみます。真中に『まち』と描いて、思いつくままの
連想言葉で枝を広げていきました。そこの街並みの写真周りに散らばらせてイメ
−ジを喚起してみました。端部では『ゆうやけ』『こども』『めいぶつ』『りえき』『ひさし』
などが出てきて、まちに繋がった私自身の心象風景が浮かび、まちを支えている
ものの広がりも見えてくる思いでした。来ていただいた皆さんもこの展示パネルも
興味深くご覧いただいた次第です。

あまり悩みすぎずに楽しい気持ちと作業の中での夢の実現はいかがでしょうか?
家族のコミュニケ−ションにも役に立つ右脳活用をお試しあれ!!

 ※ トニ−・ブザンはこの両脳のバランスが大事と言っています。
    ・左脳=学術的働き
         数、論理、思想、言葉、分析、システム、リスト、順序、デ−タ−etc
   
    ・右脳=芸術的働き
         リズム、イマジネ−ション、多次元、発想、アイデア、色彩etc

                                 [2002年 4月 15日 記]

mindmapbook.jpg (16773 バイト)

 

『人生に奇跡を起こすノ−ト術』

トニ−・ブザン:著

(きこ書房)

\1500

 

 

 

 

 

imagemap02.jpg (22270 バイト)

 


怖〜い怖〜い家創りの日常風景??

お正月明けに妻の知り合いから相談がありました。

土地を新たに買って、家はSホ−ムで請負契約した、と。
が『どうも2階が狭いように思うけど?どうなっているのか一度図面を見て欲しい』『着工早々
でも変更は可能なものかどうか?』等など、よくわからない素人代表のような質問・悩みでした。
出産前後で図面の説明を突っ込んで聞いていなかった、専門家だからと思って任せていた、大金
は払うがみんなこんなものかと思っていた、…と建築主としては非を認めた気弱な発言が出ました。
具体的な部分の指摘というよりも、どうもヘンだな?納得できないな?という気持ちが出てきたの
が相談の発端だったようです。≪説明がわかりにくい≫≪相談にのってくれそうにない≫etc。


資料を全部見せてください、と持って来ていただいたのが5種類でした。
地盤調査資料、土地の重要説明書、請負契約書、バラバラの平面図(K建設作成)と立面図(2級
建築士◆◆作成)、工程表でした。
あれ〜これだけですかぁ〜、、ハァ〜??って妻まで言ってしまいました。
建築確認申請書も確認済証の説明も所在もわかっていないようでした。
怖いのがこの『請負契約書』。約30坪 1800万円、期限は◎◎〜○○、自社仕様書による、性能
保証は10年間、、図面・パ−スはついているがあくまでも参考図と書いてあります。
我々では坪60万円の木造住宅だったら何十枚の図面も説明時間もかけて立ち向かうのですが。
皆さんはどうお思いでしょうか??

たぶんSホ−ムだけでの話ではないようですね、こういった家創りは。
どうも我々とは対極にあるような仕事の仕方と建築主の判断ですよね。双方とも納得も満足もない
、30年のロ−ンの重みもない素人同士の家創りを具間見た思いです。

不況、不況と言いながら、やはり新築工事はアチコチでされていますが、これが日常風景なのかも
わかりませんね。
   『素人だからよくわからない』
   『難しいことも邪魔くさいことも専門家に任せておけば安心』
   『皆さん、こんなモノですよ』
   『相談しただけでも高い金額を取られると思っていた』


賢く怖いのはこういった素人建築主を扱い慣れている業者側でしょう。全て先手先手で押印書類を
揃え、期限を決め、ドンドン仕事を進めるやり手で親切顔の営業マンでしょう。描きこみのない
図面、自社の仕様書、保証しますよの1行記載、どこにとりつくシマがあるでしょうか?

結局、上記の相談では次回は建築確認申請書類+図面を見せていただくことにしました。
本来、建築主所有の公文書なので大きな顔でSホ−ムに変換してもらうことにしました。
どんな木軸構造、金物補強、防火仕様、床下換気になっているか、、そこからのアドバイスになりました。
今までのことは仕方ない、けど今後は工事中でも『納得感→満足感』を求めて走り回る建築主
になる決意をされました。
我輩は施主である】と胸を張って自分の城を築いていっていただきたいと思いました。

                                                                             [2002年 1月14日 記]

 

まだハウスメ−カ−に頼りますか?


1月1日の新聞に『住宅福袋=1700万円也』という広告を見つけて家族でびっくりしました。
驚きの3面記事ではなく有名ハウスメ−カ−の広告なのだから
『とうとう、ここまで来たか?』という感慨深いため息の私。
『ほんとにこういうのを買う人もいるのかなぁ〜??』と我が妻。
とにかく今年中には新しい家が欲しい、とにかく安い家を建てたい、、という方は限定3棟に
飛びついたかもわかりませんが、皆さんこういった状況をどう思われるでしょうか?

『建設資金がギリギリ』『子供が入学する来春までには建てたい』『家族ではさっぱりまとま
 らない』『狭いけどこの土地で建て替えたいが』等など新築・増改築にはいろいろな悩みが多いこと
でしょうし、気持ちばかりが焦る気も十分理解できます。だから目の前の住宅福袋?ハウスメ−カ−?
住宅展示場の営業マン?への直結がどうも理解しがたいのですよ、わたしも妻も。
だからこそ、悩みを解決する相談相手を探すのが先決かと思ってしまいます。
頭が痛い!子供の体調が悪いけど!といった場合は薬局にいくよりもお医者さんに行って診断して
貰うのが先決!と同じように思います。

『とはいえ、そういう人もいるかも』というのは正直な気持ちで、それが悪いとかおかしいとかとは
思っていないのも事実です。いろいろな方がいろいろな考えを持っていることは認めたいですから
半分開き直って『それはそれでその人にとっては正解かも』と思うようにしています。

私にすれば上記のお金のこと、時間的なこと、家族のこと、敷地のことなどは建設にはよくあること
ですし、その家族の歴史であったり特長であったりという『個性』の分類のように思えてきます。
また、一見マイナスに見えるものも何を省くか?何が可能か?など一種の『こだわり』と考えようと
思っています。つまりは自然素材に『こだわる』、カッコ良いデザインに『こだわる』などと同じよ
うなその家族の『こだわり』が建物のキ−ポイントになってきますよね。

仮にギリギリの予算だから…こうなってしまった!では満足の住まいづくりとは言えません。
この点ハウスメ−カ−ははっきりしています。予算=グレ−ド×広さ→どれを選びますか?
工夫やアイデアではなく【部品の選択】を迫られますから、これはこれで明確なのかもわかりません。
それは、その家族の個性でもこだわりでもない次元で進められる住まいづくりだと思えてきます。

今年の設計テ−マを『こだわり+満足』にした発想は上記のような考えからです。
ハウスメ−カ−的な発想や創り方ではない特徴をもっと前面に出して、皆さんに納得→満足を共有
していただきたいと思っている2002年の年始です。
そういったお考えのご家族との出会いに大いに期待しております。

                                                                                            [2002年 1月 7日 記]

 

 

 

先日、同業(設計事務所自営)の友人らと飲んだ席での話題です。

「中村のホ−ムペ−ジはわかりやすくて情報は詰まっているけど、デザイン的にはイマイチやなぁ〜」
って言われました。他の同業設計者からもよく言われる話題でして、また言ってるなぁと笑顔で酒の
肴になっておりました。

建築家(自称?)のホ−ムペ−ジはカッコ良さを強調してデザインを売っていますよ!カッコ良い家
を設計しますよ! とそちらに走っているケ−スが多いように見受けられますね。そういったカッコや
デザイン性を求めて検索される方もいらっしゃるでしょうがホ−ムペ−ジをご覧の多くの皆さんはどう
お考えでしょうか?

私自身はホ−ムペ−ジを作るにあたって2つの面を常に考えて製作・更新をしています。
@等身大の自分を発信しよう!
 これはカッコをつけた建築家像ではなく、中村本人の仕事の仕方や考え方・こだわりを生の声で
 発信していこうという考えです。今まで雑誌や新聞などでしか発信出来なかった声はメディア側
 により操作されていることが多いことはおわかりいただけると思います。
 《最近、雑誌でよく特集をしている若手建築家やロ−コスト住宅なども雑誌を売ることを本位と
  したメディア側の見方が多いように思います。(決して非難しているわけではありませんが(^^ゞ)》
 『ああ、中村さんってこういうヒトなんやぁ〜、こういう仕事の仕方をするんやぁ〜』ということ
 をおわかりいただいて設計の問合せをしていただくので話が早いのがメリットですね。
 一番のキ−ポイントである設計者を選ぶフィ−リングがそこにあるように思います。 
 かと言って、決してデザイン面に手薄いと言うことではないですよ。掲載画像を見ていただいたら
 おわかりいただけるかと思いますがクライアントとの念入りな打合せをもとにした外観やインテリア
 のデザインやカッコ良さには自信を持っておりますよ。(時間も十分かけていますしね)

A出会いの場・やりとりの場を念頭に!
 ホ−ムペ−ジは住まいづくりを目前にした方ばかりが見ている訳ではないことは理解しています。
 住宅以外の建築を将来考えたい方、建築の道に進みたい若い皆さんなどさまざまな目があることを
 意識しながら、もっと業界のこと、設計者のこと、住環境や地域のことを発信していこうという
 考えです。ホ−ムペ−ジを見ての相談内容が一般の方が考える真実の声であったりします。情報
 をこちらから発信するだけではなく、双方向的なやりとりの場がインタ−ネットというメディア
 の良い処だと考え、十分に生かしたいと思っています。また、ほとんどの方は全然見ず知らずの
 方ですし、そういった皆さんに出会えたこと自身も嬉しい限りなんですね。 

結局、この2面はインタ−ネットというメディアを使うことをどう考えるか?ということに繋がって
いっているように思います。ホ−ムペ−ジの限界もあるでしょうが、まずは等身大の声でおしゃべり
したい、と考えています。
上記の友人の話で「デザインはホ−ムペ−ジ画面ではなく建物で勝負したい!」と言い、「ホ−ムペ−ジ
通りのイメ−ジの中村さんやぁ〜」と言っていただくことが嬉しいと告げています。
「中村さんに頼んで良かったわ〜、なんだか昔からの知り合いみたい!」と言っていただけることが
ホ−ムペ−ジ作りの励みにもなっています。

                                          [2001年 10月 10日 記]

FMラジオを最近よく聞いて思う事があります。
関西出身のポップ歌手がよくヒットチャ−トに出てくるのは、FMラジオで何度も何度も
流れてきて耳につくCM効果からだったような気がしてきました。関西の限られたFM局
から限られた地域に徹底した流れてくる曲はついつい口について出てきて、我が子さえ覚
えてしまうぐらいです。もちろん誰もに親しまれる曲なのが一番のヒットの原因ではある
のでしょうが、なにやら『戦略』という言葉が頭に浮かんできます。

家を建てようと考える方でも最近は設計事務所に依頼される方が増えて来て嬉しい限りです。
そういった方でもお会いしてお話しを聞くと、毎朝の折込広告(チラシ)で間取りや価格を
見ているということでした。毎朝毎朝どっと無料で入っている住宅広告を見ているうちに
我家の建替え新築という『夢』が、その中にあるように思えてくるから不思議ですね。
色刷りのチラシで見るタイルの外壁やドアのデザインが夢の一歩になり、目の前にある間取り
図面を家族に照らし合わせているようですね。このデザインで坪単価◎◎万円かぁ〜って、ね。
実はこの『戦略』とも思える情報が大変コマリモノなんです。
すでにお気づきのように中古の家を安く探したいとか、あの地域で格安の建売住宅を買いたい、
という方には有効な情報なのですが、世界にひとつしか無い「家を建てる」ということとの区別
がゴッチャになってしまう方が多く、デザイン・仕様=坪単価の話になって来ます。

私共では皆さんの要望を積上げていく作業以上に全体予算計画に時間をかけて、しっかりした
世界にひとつしか無い『我家の夢づくり』を創っていきます。下から上に積上げる作業と上から
下に詰めていく作業を繰り返すということです。ペラペラの無料の広告の世界ではない家+生活
をいっしょに考え、創っていきましょうという姿勢なのです。

『みんなのいえ』という映画も気になって見ました。
映画の中ではコメディ仕立てにしていますが一軒の家を建てるにはそれぞれにこういった物語
があります。あります、というよりもどうしてもいろいろな思い入れが出来てきて物語になって
しまうのですね。24時間、晴れても雨が降っても新しい家を考え、生活を思っているからこそ、
時には言い争いになってしまうこともあります。全て、みんなの思い入れの産物『我家の夢
づくり』
に結集しているからこそなんですね。この映画のラストシ−ンで完成披露パ−ティ−
に親御さんも職人さんも全員が自分が関わった家を誇りに思った笑顔になっていました。
言い争ったデザイナ−の若者と年老いた棟梁が並んだ背中も印象的でしたね。

みなさんも他人が営業用に作ったペラペラの『戦略物語』に思い入れを託すのではなく、
自分達の足元をしっかり見定めた一歩を踏み出しましょう。

                                      [2001年 8月 16日 記]

 

このコラムの[2000年 1月 29日 記]でご紹介しました『東京二世帯住宅物語』の
作者であるフリ−・ライタ−の森 綾さんからメ−ルをいただきましたのでご紹介させ
ていただきます。
私共の嬉しいやら恥ずかしいやらのコメントに対してありがとうございました。
2世帯住宅を中から見てこられた感想や思いを正直に書いていただきましたので、
そのままの転載させていただきます。
2世帯住宅をお考えの皆さんのご参考になるはずですよ。

               森 綾さん、ありがとうございましたm(__)m

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『東京二世帯住宅物語』を書いた森です。
ご紹介いただいてありがとうございました。
7月7日売り8月号のVERYという雑誌で関西の二世帯住宅をチェックする
という企画をやります。よろしかったら御覧になってください。
また、ちょっと関係ありませんが8月に『大阪のうまいもんや』というエッセイ
を知恵の森文庫から出します。
ぜひ読んでやってください。
またホームページ、見せていただきます。

森 綾

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中村先生
本の宣伝をしてくださっているようで、ありがとうございます。

> 最後になりましたが、いただきましたメ−ル・コメントをホ−ムペ−ジ
> に掲載させていただいても宜しいでしょうか?嬉しいのでついお願いを
> させていただく次第です。

喜んで。
たいしたコメントをしていないので、追加します。

昨日、一軒、大阪の二世帯住宅を見てきました。
とてもよくできた奥様で、ご主人のお父様、お母様ともうまくやっていらっ
しゃるようでした。
でも、全体に見ていて、東京と違って、大阪を含む地方の二世帯住宅はかなり
「同居」というニュアンスが強いと感じます。
嫁はやっぱり嫁で、付き従うもの、という圧迫感がある気がします。
そして親は「最後は看てもらうのだから」と平気で口にします。
でも、私は、そういう二世帯はあんまりすすめたくないんです。
「いつまでも看てもらいたくなんかない」とがんばっているくらいの親のほうが、同居向き。
みんながまず、自分の生活を優先できる雰囲気が、スタートくらいはあっても
いいんじゃないかと。
ぼんやりと「いつかは看てあげないとな」くらいのところから、少しずつ、嫁も
覚悟していけばいいと思うんです。
大阪は、マスオさん型も多いようですね。
で、依存度が大きすぎて、破綻が出る。
二世帯住宅に必要なのは、まずそれぞれの自立だと思います。
他人行儀なくらいでちょうどいい。
6年間住んで、そういう思いはさらに強まっています。

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今後は『2世帯住宅』をテ−マのしたエッセイやコラムが書かれていかれるのでしょうか、
なんだか楽しみです。

                                       [2001年 6月 14日 記]

 

最近はホ−ムペ−ジを通じてもお会いする方が増えてきました。もちろん建て主予備軍的な
ご相談だけの方も真剣に突っ込んでこられるのも私共のホ−ムペ−ジをしっかり読まれてい
るからだ、と思って感謝しております。

よく話題に出るのが
 @設計事務所のメリット
 A設計料はいくらか
 Bどこから費用が発生するのか


は皆さん共通です。ホ−ムペ−ジにも書いていますが改めて直接確認されているように思いまし
たし、やっぱり気にされているポイントが同じなんだとこちらでも納得してしまいます。

 @これはメリットというより利用の仕方でしょうね。
  ハウスメ−カ−も地元の大工さんもコンサルティングやアドバイスは手間がかかるし、『家を建てる』
  という全体像がよくわかっていないのでほとんどされないようです。歯が痛いと言って薬屋さんに行く
  ようなモノですわ、といつも言ってしまいます。診断→治療→処方→という双方向性がないのです。
  まずは問診から専門資格者に相談すべきで結局、費用も安くつくように思います。

 Aこれも『いきなり、中村さんとこはいくらですか?』と聞かれる方がいらっしゃいます。歯が痛い(また
  また、この喩え!?)と言って歯科医院に行き『先生、この痛みいくらで治ります?』と同じです。
  上記のような流れをみた上で診療報酬に照らして帰りがけに請求されるのが一般的ですよね。時
  にはレントゲンをとり、何日も通い、その症状や体質・歯質に合わせた診療が専門資格者の判断に
  なってきます。
  私共では、こういった説明をして業務範囲や内容をよく勘案した上で業務見積書を提示させていた
  だいております。全体予算からの逆算もあることですし、よくよく依頼者のことを考えての提示です。

 B『どこから費用が発生するか、始めに言ってくださいね』ともよく言われます。『始めの相談は結構
  ですよ、責任もかかりませんし』とご返事をします。
  資格者として責任を伴う、実働を伴う=範囲から業務範囲ですね。無料でプランだけでも描いて貰
  えませんか?と言われると困ってしまいます。仮契約をしていただいてから描かせていただきます、
  と強気のようですが言うようにしています。責任の伴わない図面は描けないですし、単なる絵で終わ
  ることが見えてしまいますよね。無料で図面を描きます、というハウスメ−カ−や設計者も多いよう
  ですが、建て主としても絵に描いた餅ではいつまでたってもお腹が膨れないと思ってしまいます。
  歯が痛い(またまた??)と言って『先生の腕を見たいので無料の範囲で痛みを止めて!』というこ
  とはないように思いますが。

いろいろと固い方針のように書いてしまいましたが、真剣にご相談されるからこそこちらも真剣にお答え
するようにしております。以前よりも設計事務所に頼んで家を建てたい、改装したいという方々が増えて
きたことは非常に嬉しい限りですがこういった説明やアドバイスも適切にしていかないと業界全体が不信
がられてしまいます。

きっちり説明し、きっちりご理解いただき、きっちり仕事をして、きっちり喜んでいただきたい、と
思っております。

           −−−と言いつつ、お気軽にご相談いただければ嬉しい限りです(^^ゞ

                                            [2001年 6月  9日 記]

 

『我輩は施主である』なる文庫本が面白いです。

屋根にニラの花咲く赤瀬川原平氏(施主:A瀬川)の自宅建設の記録ではあり
ますが、設計者の東大の藤森氏(建築家:F森)の発想や体当たり施工、やり
取り等これから新築をされる方も多いに参考になる文庫本です。
でも、これを読むと“建築家”に依頼するとこうなるかと思っていただくと
ちょっとマズ〜イ!シロモノではありますが…(???)

 『 こう考えたらどうだろう。家を建てるとなると半年なり一年なりという
  期間、その敷地に工事国家のようなものが設立されて運営される。その
  工事国家の首相は建築家であり、建設大臣は棟梁であり、とかいろいろ
  あって、その国王とでもいえる存在が施主なのである。
   工事に手出しはしない。国政は首相に任せてある。でも、外交上の問題が
  あって、たまに銀行の人と会見したり、ハンコを押したり、名刺を交換し
  たりという国王の仕事である。 』

このあたりは上手い表現だなぁ〜と思ってしまいました。
施主は施主としての責任と決断が、その国(工事国家)を方向付けるものです。

が、が、その後の施工では山に木を切り出しに行き、皮をはぎ、あれやこれや
職人さんになっていく顛末がこれまた自宅建設の醍醐味で面白みでしょう。
屋根にニラを揺らめく個性的な住まいではありますが、楽しみながら作る逸品
を素足で味わう笑顔は自身をもって言える『我輩は施主』そのものでしょうね。

                                                                    [2001年 3月  17日 記]

 

wagahaiha.jpg (17755 バイト)

『我輩は施主である』

赤瀬川原平:著

(中公文庫)

\743

 

『ぽっぽや(鉄道員)』なる映画を先日見ました。
高倉健が演じる鉄道一筋の男と家族、廻りが寒い北海道の駅舎を中心に
感動を与えてくれました。涙を押さえつつ、最後の場面を見終わりました。

やはり職業柄、その住み込んでいる駅舎での生活にも目が行ってしまいました。
隙間風が入る畳の上で亡くなった幼子や妻の姿が何度も再現され、思い出の
スクラップが綺麗に並べられ、…雪の朝を迎える生活。
大きくもなく、綺麗でモダンでもなく、鉄道一筋に生きる男の生き様の
凝縮した建物がそこにあるように思いました。

そういった生き様を凝縮するようなHOME、人が集い思い出が残るHOME、を
“建てる”と言うよりも“創る”ことを目指したいと改めて思いました。

この年末年始に体調を崩して家族と過ごす時間をゆっくり取れたので
余計、この映画にジ〜んと来るものがあったように思います。
21世紀新世紀などと言われれば言われるほど、足元をじっくり見て
腰を据えてライフワ−クに取り組みたい、と思うばかりです。

                                      [2001年 1月   9日 記]

 

先日、木造2階建ての住宅が完成し、引渡しが終わりました。
いろいろと隅々まで打合せをして、完成を共に喜ぶ瞬間、この瞬間は何度味わって
も良いものです。この仕事を選んで間違いがなかった、と満足する瞬間でもあります。

小さな子供さんがおられ、奥さんが『汚したらダメよ−、キズつけたらダメよ−、
ドンドン騒いじゃダメよ−』とヒヤヒヤしながら引渡しの書類の説明を聞かれていました。
『カギを渡したら、もうご自分達のものですから、、はしゃぎたいのは私も同じですよ』
と半分笑いながらお話をしました。
キズも家族の歴史、汚れるのは当たり前、散らかるのは当然、、なんて考えてみるのも
いかがでしょうか? イライラ、ハラハラ、くよくよ するよりも嬉しい時には嬉しい表現
を、楽しい時には楽しい気分を家族で共有することが“家族そのもの”ですし、その場が
“その家族の家・住まい”ではないでしょうか、なんて最近よくお話をします。

始めから一生懸命整理に励んでも、またそのうち収納も溢れるし。
電化製品は壊れるし、ガラスは割れるし、ペンキは剥げるし、雑草は生えるし、子供は階段から
落ちるし、液体はこぼれるし… そう思いながらの日々の手入れが大切だと思います。
新しい家での新生活ですから、スゥ−と深呼吸して視線を家から家族に向けてストレスのない
気持ち良い毎日を過ごしたいものですね。

ちなみに我が家は元気の良い子供達にボロボロにされています(^_^;) =楽しい家族でもありますが。

                                         [2000年 12月   5日 記]

 

大阪府建築士会で現在進めている『シックハウス症候群実態調査』の中間報告会がありました。
 (私自身、そのメンバ−でもありますが)

いくつかの問題点が見えてきました。まずは、日頃からかなり厳しく取り込んでいる建築士の皆さん
でも「やっぱり、完全な対処法は難しい!」という声が聞こえてきました。

  ・デザイン優先で風通しを考慮していない設計者がまだまだ多い。
  ・建築基準法上の問題で窓が取れない、通風が閉ざされているのは仕方がないのか?
   (特にマンションの廊下側など)
  ・F1合板や珪藻土などの健康建材を使っても、基準値を大きく上回っているケ−スが多い。
   これは施工上の問題が多いみたい(下地接着ノリなど施工業者の知識不足?)
  ・健康対策をうたう住宅メ−カ−でも問題有りの結果が出ている。
  ・測定値が大きくても問題なしの家族もあれば、低い測定値でも問題有り家族もあった。
  ・日常的に換気しない家が問題多い。(共稼ぎで日中が締めっきりらしい)
  ・芳香剤、防虫剤、化粧品などの放置には全然気を使っていない家庭が多い。
   (トイレ、収納、クロ−ゼットなどの密閉された空間では問題多いのに理解していない)
  ・犬の毛が抜ける症状が見られた。
  ・家具からの揮発溶剤で目が痛くなった。(通販家具には特に注意必要)
  ・施工業者に言っても「大丈夫、大丈夫」という返事で知識、危機意識がないケ−スがあった。
  ・1階より2階、2階よりも屋根裏、など高い位置の濃度が高い。
  ・現場の職人さんでも手の荒れや皮膚炎が多く、問題あることは知っているようだった。
  ・出産のお祝いにはすごく気をつけないと恐い。
   (ベッドや家具、口にいれるものは細心の注意、ベビ−服も溶剤を吸い込みやすい)
  ・防虫剤を入れるぐらいなら衣服も虫に食われる方がまだマシ(クロ−ゼットや引出し内)
  ・家を建てる前、買う前にもっと「シックハウス」に対する認識、知識が必要だったという声が多い。

 などなどの報告や日頃の思いの意見交換を聞きました。
 では、これを次にどう繋げ、広めていくかが重要!!というまとめで閉会をしました。
 私自身でも危機意識を持って取り組み、日常生活を見直していきたいと改めて思いました。

                                                                                                    [2000年 9月 26日 記]

 

久しぶりに本の紹介を少々。

3年前に出版された同著者の『「家をつくる」ということ』からの発展・延長でじ
っくり書かれたようです。家というHouse面についてよりも家の中=家族Homeに
ついてですので我々建築専門家以外の方でも読んでみると面白く考えさせられてし
まいそうです。

 “男と女が結婚して、生活していれば自然に『家族になれる』と思っているカップル
  は将来まず間違いなく破綻する。家族にも哲学が必要な時代になった。子ども部屋
  の二倍以上ある夫婦の寝室は、住まいの基本軸がどこにあるかを具体的に子どもた
  ちに見せることになる。『夫をする』『妻をする』『父親をする』『母親をする』
  という自覚と覚悟がないと、これからの家族は『家族をする』ことができなくなる
  時代だと思う。”


子供部屋を作ってやりたくて、というキッカケが新築や増改築には多いです。
でも、この本の中では住まいの基本には夫婦の寝室を考えるべきだと言ってい
ます。夫婦の生活やコミュニケ−ションが家族の根本にあり、子供にも大きな
影響を与えるのは十分頷けます。昨今の少年事件にも閉じこもる静かな子供像
よりも家の中で荒れる恐い子供像が見え隠れしますし、親の育て方がマスコミ
に非難されているようですね。閉じこもらないように子供部屋を作らず、親の
見えるスペ−スをあてがうことが雑誌やテレビで幅を効かせていますが、これ
で良いのだろうか?と著者。子供にもプライバシ−感覚や部屋を使いこなす環境
・教育が小さな頃から必要ではないか、とも書かれています。

私自身が設計する場合はじっくり家族で話し合い、打合せをしながら決めていく
ことが多いですね。その家族家族により優先順位も違いますし、将来への考え方
も全然違っています。どうしたら考えたら良いかは強制はしませんが、家づくり
の基本としてじっくり、この際考えて貰うことで時間をかけています。
我々の設計範囲はどこかと言うと、カタチ的な提案と話し合うキッカケ作りかと
思っています。
つまりはHomeの基本設計は、そのご家族でありご夫婦であるはず…、と。

  ケイタイ電話が家族の団欒を妨げていませんか?
  家を買って、夫婦関係がおかしくなっていませんか?
  住まいのなかにわたしの居場所はありますか?
  リビングル−ムでの会話は沈んでいませんか?


皆さんは住まいの基本はどこにあると思われますか?

[2000年 9月 7日 記]

kazokusuru-ie.jpg (15439 バイト)

『家族を「する]家』

藤原智美:著

(プレジデント社)

\1,500

 

今回は改めて思ったことを少し…。

最近、夜の繁華街でギタ−を抱えて歌を唄う若者達をよく目にするようになって来ました。
通り過ぎながら聞こえて来る歌声が結構、綺麗で大きいのに驚いてつい顔を見入ってしま
うことがありました。たまにカラオケで歌う声ではなく、毎日のように大きな声で唄って
いることもあって自信が声に出てくるのかもわかりませんね。また人間の声帯があんなに
立派に働いて、本来の身体に持った機能性にも感心してしまいました。

私自身は大学を出て、勤めた設計事務所での数年の修行時代は結構怒られ続けました。
空間認識や時間的な先々の発想など特に“見えないもの”に対しては、建築設計者としての
当然にして大切な感覚でありますので今から思っても厳しいものでした。
『線1本1本にも神経を集中して、見えないものを表現しろ!』
『単に図面を描いていたって建物は建っても、空間は出来んぞぉ!!』
それも手取り足取り教えられるものではないので、所謂『五感〜六感を鍛えろ!!』という
ことが始めは特によくわからないものでしたね。

今では極々当然のように3次元〜4次元で考え、発想できるようになっていて身体や頭が
そのように毎日機能してくれています。始めに書いた若者達のように“鍛えた自然体”か
らは立ち止まり、振り向かす程の何やら発散するものがあるのでしょう。

これからも現実には見えないものをも、見えるように優しくクライアントに提案していき、
空間を感じられるものを作っていきたいと思っています。

[2000年 5月 2日 記]

 

今回は身近かな国際文化(?)のお話しです。

我が長男が小学校で“なわとび”が流行っているとかで熱中しています。
もちろん体育の授業でもやるそうですが何せ休み時間でもやって日毎に上達しては
友達らと楽しんでいます。
親としても遊び+体力作りで有り難く、ヤレヤレ!頑張れ頑張れ!と言っています。
先日は「友人が持っている“Jロ−プ”が欲しい!」と言い出して、何年ぶりかで
スポ−ツ店に行って驚きました。
皆さん、ご存じでしたでしょうか?すごく流行っていて“なわとび商品”の多さを?
Jロ−プ”は売りきれて無く、結局“ジャンピング・ロ−プ”なる850円の子供
用を買いました。それはスポ−ツ用品有名メ−カ−の“アシックス”の商品でした。
それで気になって調べてみるとスゴイスゴイこと。
今や身近かなハイパ−・スポ−ツ化していまして国際スポ−ツ大会まであるようです。

おもちゃメ−カ−のバンダイが管理するサイトもご覧下さい↓
 ● ハイパ−ゲ−ムURL  
http://www.hypergames.channel.or.jp/

この中にありましたありましたJロ−プのペ−ジ、スゴイでしょう。
安いものから競技用まで
(@_@)
 ● Jロ−プの商品ラインナップ
        
http://www.hypergames.channel.or.jp/jrope/lineup/index.html

そうそう“ジャンピング・ロ−プ”のアシックスの経営理念もホ−ムペ−ジで見つけ
ましたよ。

 「1.総合スポーツ用品メーカーとして世界のスポーツ文化に貢献する。      
  2.企業に参画するすべてのものは運命共同体の理念のもとに企業の運営にあたる。
  3.地域社会の繁栄に貢献し、企業の社会的責務を果たす。 」

この3.は、まさに“なわとび”を身近かな国際文化にしつつ、企業として収益をあげる
理念なんだなぁ〜と感心してしまいました。

私自身も日頃こういった発想では動いているんですよ。
しかし、明文化はしていませんでしたね。
ちょっと見習って、こういうのはどうでしょうか?
  1.建築設計者として日本および世界の建築文化、住まい文化に貢献すること。
  2.建築、建設に参画するすべてのものは運命共同体の理念のもとにその運営にあたる。
  3.地域社会の繁栄に貢献し、建築設計者の社会的債務を果たす。

やっぱり私にはちょっとカタイですねぇ〜〜
(^_^;)
※※なわとびでもして減量しよぉ〜っと!

[2000年 3月14日 記]