■充実した歯科医療にたずさわろう 


本当にどんな歯科医師人生を送りたいのか?どんな仕事をしたいのか?


 歯科ドクタ−とのおつき合いが多いものですから、いろいろな事を教わります

 M先生からお聞きした本をさっそく取り寄せて読んでみて、びっくりしました。

 それは私自身が建築設計をやりながら考える《建築家人生》と、気にする事がまったく

 同じように書かれていたからです。

 出会うべきして出会う本で内容でした。

  『充実した歯科医療にたずさわろう』
 
 (Happiness and Fulfilment in Dentistry)
        
(クインテッセンス出版 1860円)

    

 この本は歯科医人生をどう生きるのか?の哲学書のようです。

 『 今日、歯科技術や歯科医学のレベルは患者に最適な口腔の健康状態や快適さを
 与え、審美性の回復を達成できる域に達している。しかし、専門家としてその知識と
 実際に行われていることとの間に存在するギャップをいかに埋めていくのか、自分が
 しなければならない最適な役割は何かなど等日常臨床において問われる多くの問題点
 に、著者とその人間関係の間から導き出される解答を提示している。
  満ち足りた、希望にあふれた歯科医学の実現を目指すプロフェッショナルがここに
 紹介されている。』

 ホリスティック(全人的)な発想を実現し、貢献してきたドクタ−・パンキ−の影響は大きい。
 
 パンキ−研究所(アドバンスド・デンタル・エジュケ−ション)では、幸福で、満ち足り、希望に
 あふれ、これからのプロフェッショナルを守ろうとする人々を搬出し続けている。

 
    P.48 『費用と患者』から

 『 レイナ−は患者がどんな理由で歯科医を決めるかを調査した。この調査は事実を見極める
   のに役立つ。その結果、第1位は歯科医の人格、第2位は歯科医の評判、第3位は技量の質、
 第4位便利さ(たとえば場所的に便利であったり、駐車ができたり、予約が取りやすい所である)
 であり、治療費は第5位で最下位であった。
  もう少し治療費について話をしてみよう。自分の仕事に対して、それに見合う報酬を貰わなけ
 ればならない。それは“あなたの満足いく治療費”である。これは普通の報酬ではなく、あなた自身
 に対する報酬なのである。』